飯沢耕太郎の写真集を読むVol.45 「1960〜70年代の伝説的編集者ーー『カメラ毎日』と山岸章二」

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飯沢耕太郎の写真集を読むVol.45
「1960〜70年代の伝説的編集者ーー『カメラ毎日』と山岸章二」
*科学研究費助成事業「山岸章二の業績検証:写真プロデューサー山岸章二の日本写真史における役割とその影響」

1960年代から70年代にかけて、写真雑誌『カメラ毎日』の口絵ページの構成を担当した山岸章二は、まさに伝説の編集者です。立木義浩、篠山紀信、高梨豊、森山大道ら、新進気鋭の写真家たちを次々に登場させ、活気あふれる誌面を作り上げました。

中央公論社から刊行した全10巻の「映像の現代」シリーズなど、写真集の制作にも力を注ぎます。また、ニューヨーク近代美術館のキュレーター、ジョン・シャーカフスキーと組んで「ニュー・ジャパニーズ・フォトグラフィ」展(1974年)を実現するなど、日本の写真を国際的に紹介する先駆けの役割も果たしました。

今回は山岸章二の研究・調査を進めている下西進さんをお招きして、写真集を中心に彼の業績をふり返ります。なかなかない機会なので、ぜひ足をお運びください。(飯沢耕太郎)

下西 進(しもにし すすむ)
1977年広島生まれ。2002年武蔵野美術大学大学院映像コース卒業。2015年東京藝術大学大学院美術研究科博士課程修了。美術家、東京藝術大学研究員。現在、科学研究費助成事業「山岸章二の業績検証:写真プロデューサー山岸章二の日本写真史における役割とその影響」の研究代表者として、『カメラ毎日』編集長として活躍した山岸章二(1928-1979年)について研究している。
https://www.susumushimonishi.com/

11月10日(日)

10:00~11:30

1600円(三年番茶付き)
学生割引 600円(三年番茶付き)
*科学研究費助成事業「山岸章二の業績検証:写真プロデューサー山岸章二の日本写真史における役割とその影響」
になったため、会費が変更になりました。

ゲスト 下西進さん
聞き手 飯沢耕太郎

場所 写真集食堂めぐたま

* お申し込み megutamatokyo@gmail.com
*トーク終了後、ご希望の方はゲストの下西さんと飯沢さんを囲んでの昼食が食べられます。
*たまにメールが届かないことがあります。3日以内に返信がない場合、お手数ですが再度メールくださいませ。

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