月別アーカイブ: 2017年2月

ポートフォリオ・レビュー by 飯沢耕太郎29

ポートフォリオ・レビュー by 飯沢耕太郎29

写真家を志す人にとって、ポートフォリオ(作品ファイル)を作ることはとても大事なことです。よいポートフォリオとはどんなものなのか、実際に持ってきていただいたポートフォリオを講評しながら考えていきます。

作品点数や大きさには特に制限はありませんが、時間の関係で、あまり多すぎる場合には全部見切れないこともあります。他者の作品を見ることもとても大事なので、ポートフォリオを持参されない方も参加可能です。完成度の高さよりも、思い切って自分のやりたいことを表現している作品を期待しています。(飯沢耕太郎)

講師 飯沢耕太郎

日時 3月18日(土)

9:30~11:30

料金 3000円(三年番茶付き)
学生割引 1500円(三年番茶付き)
定員 8名

* お申し込み megutamatokyo@gmail.com

*たまにメールが届かないことがあります。3日以内に返信がない場合、お手数ですが再度メールくださいませ。

*前日、当日のキャンセルは準備の都合がありますので、キャンセル料をいただきます。

ランチ
飯沢さんと一緒にランチを食べる方は事前にお申し込みいただけると嬉しいです。
ランチ1500円。

飯沢耕太郎と写真集を読むvol.28 ラテンアメリカ写真を語りて、世界を震撼せしめよ!」講座レポ

 

1月29日の日曜日に2017年最初の「飯沢耕太郎と写真集を読む」を開催しました。(これまでの講座の様子はこちら

この日のゲストは「カーニバル評論家/ラテン系写真家」という肩書きをもち、ラテンアメリカ写真にも詳しい白根 全さんです。白根さんは30年以上にわたってラテンアメリカ全域の国々を巡り、写真界の状況を眺めつつ写真集を集めてきたそうです。

今回は白根さんに写真集をたくさんお持ちいただき、おふたりのお話を聞きながら、貴重な本を順番に回して見ていきました。

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「ラテンアメリカ写真」と聞いてもどんな写真家がいるのか、ピンと来る人は少ないのではないでしょうか。飯沢さんも「ヨーロッパやアメリカの写真と日本の関係に比べると、ラテンアメリカと日本の写真の関係はかなり細い」と一言。

しかし、昨年は世田谷美術館でメキシコの写真家アルバレス・ブラボの展覧会が行われ、めぐたまのすぐ近くにあるペルー大使館でもペルーの先住民写真家、マルティン・チャンビの写真が白根さんの企画で紹介されました。

日系移民の写真家、大原治雄(ブラジル)や屋須弘平(グアテマラ)の展覧会も昨年開催されており、ラテンアメリカ写真への関心が高まりつつあります。

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ラテンアメリカ写真を見ていくときのキーワードになるのは「マジックリアリズム」です。それは現実を正確に写しながらも、相反する非現実的な、異世界のものとしか思えないものが映り込んでくるようなあり方。

マルティン・チャンビが撮った結婚式の記念写真や、身長が2メートル以上もある巨人のポートレートはまさにマジックリアリズムの世界であり、白根さんは巨人の写真を初めてみたとき、金縛りになったそうです。

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また、ラテンアメリカの世界に魅せられ、アンリ・カルティエ=ブレッソンやウォーカー・エバンズ、ロバート・フランクといった大写真家たちが写真家としてのスタートにラテンアメリカを撮っており、それが自身のスタイルを確立するきっかけとなっています。

白根さんには写真集だけでなく、オリジナルプリントも持ってきていただきました。キューバの写真家ロベルト・サラスが撮った、ヘミングウェイとカストロの貴重な2ショットには、参加者のみなさんもびっくり。

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昨年、世田谷美術館で展覧会が開かれたアルバレス・ブラボやその弟子の女性写真家グラシエラ・イトゥルビデらが活躍したメキシコには、フォトテカという国立の写真センターがあり、その所蔵点数は10万点を超えているそうです。メキシコ現代写真の代表格ペドロ・メイヤーも大きな美術館を建設しています。他にもブラジルのモレイラ・サーレス財団やサンパウロ美術館のアーカイブ・プロジェクトなど各国が写真文化の振興にとても力を入れています。

まだまだ日本では馴染みの薄いラテンアメリカ写真ですが、今回のイベントにはいつも以上にたくさんのお客さんに参加いただきました。飯沢さんも「昨年から今年にかけての状況の変化というのは大きいのではないでしょうか。これから先、何か変わってくる気がします。」とラテンアメリカ写真への興味をより一層強めていました。

白根さんも「これまで溜め込みっぱなしだったので、これからはどんどん吐き出そうと思っています。」と意気込みを語ってくださいました。

 

【お知らせ】

今回から、講座の内容が詳しく分かるロングバージョンの記事を有料配信しています!

連続講座「飯沢耕太郎と写真集を読む」(ウェブマガジンmine)
※上記サイトにアクセスし、有料版にお進みください

飯沢さんと白根さんの対談のようすをたっぷりご紹介。
ここでは紹介しきれなかった写真集やラテンアメリカ各国の状況、そしておふたりの辛口コメントも余すところなくお伝えします!

イベントに来られなかった方はもちろん、ご参加いただいた方もぜひお読みください!

 

写真/文 館野帆乃花

本棚大掃除、レポート。

2月19日、毎年恒例、3周年パーティの前の本棚大掃除、たくさんの方のご協力で、無事に終了しました。
9時の集合時間前から作業が始まりました。

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指揮官としてに駆けつけて下さっためぐたまのお掃除をして下さってるベアーズの山田さん。

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3人一組になって、本を本棚から出して、いっさついっさつ拭いていきます。
並べ順を変えないように、注意しながら作業は進みます。

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10時過ぎにおやつタイム。

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おかどさんは、キッチンで、お昼の坦々ちゃんこを作り中。

大掃除、12時前には無事に終了。

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大きな鍋二つ!
みんなで、お昼ご飯いただきまーーす。

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ちゃんこも、ご飯もおかわり自由です。

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ボランティアの皆さん、ベアーズの山田さん、渡部さん、と記念写真。
ご協力、大感謝です。
おかげで、ピカピカした店内になりました。
これで24日の3周年パーティ、迎えられます!!

みなさま、きれいになった写真集みに、めぐたまお越しくださーーい。お待ちしています

キットパスプロジェクト番外編  西村公一のハート・ライブ・ペインティング レポート

2月14日、去年に引き続き、西村さんのハートのライブペインティング、やりました。
使う画材はめぐたまでずーっと応援している日本理化学工業のキットパス。
開店以来ずーっとやっているキットパスプロジェクとの、番外編。お店のガラス戸にどーんと描きます。

めぐたまでは開店以来、店内でキットパスミラーギャラリーをずーっとやっています。
今は、YUZUKOちゃんの「いろとりどり」。

これまでのキットパスミラーギャラリーについては下記に。
https://megutama.com/category/キットパスプロジェクト/

日本理化学工業のサイトにも、めぐたまキットパスミラーギャラリーの様子載っています。
http://www.rikagaku.co.jp/s_gallery/?id=347

今回のライブペイントの様子、詳しく載っています。

http://www.rikagaku.co.jp/s_gallery/?id=380

14日7時から、西村公一さん描きはじめます。
今回はマスキングテープを貼るという技にでました。
どうなることやら?

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まず、マスキングテープを貼ります。

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外側からどんどん描きはじめます。

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マスキングテープをはがします。
ストライプが出来ています。
透明に向こう側が透けて見える所が、テープをはがした所。

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中休み。途中のハートの絵を見ながら、後半の作戦を練る西村さん。

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またまた描き進み完成。
強いタッチで、パワフルに描きます。

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完成した作品「my funny valentine」と西村さん。

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キットパスを持つ、日本理化学の大山真里さんと西村公一さん。

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昼間に見ると表情が変わります。
外からと、中からでも違います。

3月14日、ホワイトデーまで,展示しています。
ぜひぜひみにきてくださいね。

第14回 身体に美味しい文化講座 雅楽と料理を楽しむ夕べ【3】 平安時代・後期〜源氏物語から始まる雅の世界

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第14回 身体に美味しい文化講座 雅楽と料理を楽しむ夕べ【3】 平安時代・後期〜源氏物語から始まる雅の世界

三田徳明先生(雅楽瑞鳳会)の雅楽の会も3回目を迎え、雅楽が本格的に普段の生活に中に
根付いて来た平安時代後期へと入ります。 京の都を中心に栄えた平安文化と雅楽の世界も
華やかな源氏物語の世界をはじめ、より身近なものへとなって参ります。

三田徳明先生のお話と演奏、そして”めぐたま”ならではの楽しい雰囲気の中、目の前で
展開される本物の雅楽の世界と平安のお料理をお楽しみ下さい。

 
    【胡蝶の舞】

日時 : 2017年3月12日(日)    スタート 17:00〜(受付 16:30)

会費 : 5,000円(お話・実演と料理 三年番茶付)

場所 : 恵比寿/写真集食堂 めぐたま
       東京都渋谷区東3−2−7  https://megutama.com

定員 : 40名

お話・演奏 : 三田徳明(雅楽瑞鳳会)
料理    : おかどめぐみこ

要予約 : こちらへの返信メールか電話(090-4425-4263 畠中)までご予約下さい。
     メールの場合はこちらからの予約完了メールをもってご予約となります。
    【メール予約】 ㈰ お名前 ㈪ 来場人数 ㈫ 緊急時のご連絡先(携帯番号など)
           以上を明記し、返信メールにてご連絡下さい。lhasa@titan.ocn.ne.jp

前日・当日のキャンセルは準備の都合上キャンセル料をいただきます。