月別アーカイブ: 2015年1月

「飯沢耕太郎と写真集を読む Vol.9『写真時代』の時代!」講座レポ

1月11日の日曜日に、今年最初の「写真集を読む」が開催されました。

9回目となる今回のテーマは「『写真時代』の時代!」

1981〜1988年の間刊行された雑誌『写真時代』を読んでいきました。

 

編集者の末井昭と写真家の荒木経惟、2人のタッグによって生み出された『写真時代』。

DSC_0139全巻ずらっと並べられた雑誌は、飯沢さんが古本屋をまわってみつけてきたお宝です。

 

発売当時はなんでもありの成人誌といった存在でしたが、今あらためて見てみると、80年代という時代の勢いがギュッと凝縮された、日本写真における重要な役割を担う雑誌であることがわかります。

DSC_0115荒木経惟の「景色」「少女フレンド」「荒木経惟の写真生活」の三大連載や、スランプからの復活を遂げた森山大道の「光と影」の連載は創刊号からはじまった連載でした。

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写真家には倉田精二、北島敬三、山内道雄、浜田蜂朗、瀬戸内玄、書き手には赤瀬川原平、南伸坊、長谷川明などそうそうたる顔ぶれです。

 

「面白きゃナンでもイイ!」

という『写真時代』のスタイルのもと、さまざまな企画が組まれました。その多くが写真家や書き手にとって大きなきっかけとなり写真集や著書など新たな表現につながっています。

 

DSC_0135女性や若い方は時代の勢いに圧倒されながら、発売当時を知っている方は懐かしいような気恥ずかしいようなきもちで雑誌をめくっているようでした。

 

DSC_0141飯沢さんはこんな本も出しています。編集者・末井昭との対談など雑誌の裏話が満載の一冊。

 

『写真時代』に続き次回の「写真集を読む」からは何度かにわけて、天才アラーキー、荒木経惟の姿を追っていきます。

お楽しみに!

たくさんの参加お待ちしております!

 

 

飯沢耕太郎と写真集を読むvol.10

「荒木経惟を読む! Part1 初期写真集」

2月28日(土)

10:00~11:30

料金 2500円(三年番茶付き)

学生割引 1500円(三年番茶付き)

定員 15名

 

* お申し込み megutamatokyo@gmail.com

*たまにメールが届かないことがあります。3日以内に返信がない場合、お手数ですが再度メールくださいませ。

*前日、当日のキャンセルは準備の都合がありますので、キャンセル料をいただきます。

*飯沢さんと一緒にランチを食べる方は事前にお申し込みいただけると嬉しいです。

休日ランチ1500円。

 

写真/文 館野 帆乃花

 

『「ネパールに咲く小さな花」を観る会』のレポート

『「ネパールに咲く小さな花」を観る会』のレポート

昨年開校10周年を迎えたネパール・ヒマラヤ小学校。時を同じくしてテレビ愛媛が開局45周年という節目の年を迎え、記念制作された特別番組「ネパールに咲く小さな花」を観る会が開かれました。

ヒマラヤ小学校のサイト
http://www.ikueikai.org/himalaya-school.htm

まずはヒマラヤ小学校といえばこの方、現地で小学校を立ち上げたネパール在住17年の吉岡大祐さん(ヒマラヤ小学校運営委員)から、2014年の活動報告がありました。

吉岡大祐さんのBlog
http://www.dice-k.info

写真 1-4

続いてテレビ番組「ネパールに咲く小さな花」を観賞しました。50分程のドキュメンタリーで、ヒマラヤ小学校を開設するようになった経緯から10年間の流れを振り返ります。

開校5周年記念で来日したヒマラヤ小学校の歌姫ことラクシミ・ナピッドのシーンでは、会場からは歓声があがりました。
当時は幼い少女でしたが、今では立派な一児の母。
ラクシミの幸せそうな笑顔に、当時を知る会場の面々からは感無量といった笑顔が溢れていました。

写真 2-4

そしてお腹が空いた頃に、お待ちかねのヒマラヤ小学校のカレー粉を使った料理の数々!

写真 1-2
キャベツと麦豚のザブジ。
ヒマラヤ小学校のカレー粉を使ってます。

写真 2-2
ムラコアチャール(大根のネパール風サラダ)。

写真 2-3
タイ米を使ったビリニア(カレーピラフ)。

写真 3-4
これも、カレー粉を使った、大山鶏の焼いたの。

写真 1-3
これは、カレー粉なしの(笑い)人参とレーズンのサラダ。

写真 3-3
これも、カレー粉なしの黒米入り玄米おにぎり(自家製鮭フレーク入り)。

他に、パパドとハムカツ カレー風味も出ました。

たくさんの料理はどれも美味しく、あっという間に皆さんのおなかに消えていきました…

写真 2

そして、ヒマラヤ小学校10周年記念の特別デザートも登場!

写真 1
いろいろフルーツのヨーグルトデザート(いちご・ブルーベリー・リンゴ・バナナ)。

これからもヒマラヤ小学校を通して一人でも多くの子どもたちが笑顔になりますように!

写真 1-1
吉岡さん。

これを読んでくださった皆さんも、一緒にヒマラヤ小学校を応援してみませんか?
興味のある方はお気軽にめぐたまのスタッフまでお声掛けください!
(坂本達也)

大谷幸生さんの『笑顔の花飾り』お話し会とブレスレット作り

大谷幸生さんの『笑顔の花飾り』お話し会とブレスレット作り

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稲、ほおずき、たばこ、佐賀菊、りんご、ホップ、もみじ、らっきょう、牡丹、お茶……。

日本の数少ないレイメイカーであり、フラワーアーティストとしてさまざまなイベント、ワークショップで活躍する大谷幸生さん。
彼は土地の暮らし、お祭り、仕事に密接の関わりのある植物を選び、レイにし、農家や職人のみなさんに届ける「U Pacific Smile Project」という活動をしています。

大谷さんはハワイ島に暮らすマリー・マクドナルドさんとの出逢いでハワイアン・レイに魅せられました。
マリーさんに、レイ本来の「その土地の花で編む」、つまり、日本人なのだから日本の土地・土地でその草花を育てた人への感謝の気持ちを込めてその土地だけのレイを編むことの大切さを教えてもらったそうです。

昨年、全国47都道府県 50カ所の花を訪ねた記録をまとめ、『笑顔の花飾り』(ポプラ社)が出版されました。
そこには、植物とともに、暮らしている人たちの様子も紹介されています。

大谷さんに、全国を回って出会った素敵な植物の話、花と関わる人々の話をしていただきます。

当日は、ハワイのお守りにも使われる神聖な植物ティリーフを使っての、簡単なブレスレット作りもお楽しみください。

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『ハワイアン・レイメイキング2 笑顔の花飾り』(ポプラ社) 定価1500円(税別)

大谷 幸生(おおたに ゆきお)
1969年神奈川県生まれ。
フラワーアーティスト。雑誌、広告などで活躍の後、近年は主にレイメイカーとして活躍。
東京と大阪にレッスンスタジオを持ち、そのほかハワイアンイベントでの装飾やワークショップなどを全国各地で行う。
レイ作りを通して日本の花を元気にしたい、と花の栽培農家や全国の自治体との交流も積極的に行っている。
著書に『しあわせの花飾り』、『笑顔の花飾り』(共にポプラ社刊)。
大谷さんのサイト
http://www.umahana.com

3月1日(日)
10:00〜11:30
受付9:45
開演10:00〜
会費 1000円(三年番茶付き、ティリーフブレスレット材料費込み)

場所 写真集食堂めぐたま

* お申し込み megutamatokyo@gmail.com

*たまにメールが届かないことがあります。3日以内に返信がない場合、お手数ですが再度メールくださいませ。

*前日、当日のキャンセルは準備の都合がありますので、キャンセル料をいただきます。

飯沢耕太郎と写真集を読む11「荒木経惟を読む! Part2 疾風怒濤の80年代 」

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飯沢耕太郎と写真集を読む11「荒木経惟を読む! Part2 疾風怒濤の80年代」

荒木経惟さんの400冊を超える写真集・著作を読み解いていく講座の第2弾。末井昭と強力タッグを組んで疾走した『写真時代』の時期の写真集を取り上げます。この1980年代には、「荒木世界」が完全に確立してくるとともに、『少女世界』、『東京ヌード』、『東京物語』といった名作が次々に刊行されました。いよいよ佳境の「荒木経惟を読む! Part2」にぜひ足をお運びください。

講師 飯沢耕太郎

3月22日(日)
10:00~11:30
料金 2500円(三年番茶付き)
学生割引 1500円(三年番茶付き)
定員 15名

場所 めぐたま

* お申し込み megutamatokyo@gmail.com

*たまにメールが届かないことがあります。3日以内に返信がない場合、お手数ですが再度メールくださいませ。

*前日、当日のキャンセルは準備の都合がありますので、キャンセル料をいただきます。

ランチ
飯沢さんと一緒にランチを食べる方は事前にお申し込みいただけると嬉しいです。
休日ランチ1500円。

ポートフォリオ・レビュー by 飯沢耕太郎10

ポートフォリオ・レビュー by 飯沢耕太郎10

写真家を志す人にとって、ポートフォリオ(作品ファイル)を作ることはとても大事なことです。よいポートフォリオとはどんなものなのか、実際に持ってきていただいたポートフォリオを講評しながら考えていきます。

作品点数や大きさには特に制限はありませんが、時間の関係で、あまり多すぎる場合には全部見切れないこともあります。他者の作品を見ることもとても大事なので、ポートフォリオを持参されない方も参加可能です。完成度の高さよりも、思い切って自分のやりたいことを表現している作品を期待しています。(飯沢耕太郎)

講師 飯沢耕太郎
日時 2月14日(土)

9:00~11:00
料金 3000円(三年番茶付き)
学生割引 1500円(三年番茶付き)
定員 8名

場所 めぐたま

* お申し込み megutamatokyo@gmail.com

*たまにメールが届かないことがあります。3日以内に返信がない場合、お手数ですが再度メールくださいませ。

*前日、当日のキャンセルは準備の都合がありますので、キャンセル料をいただきます。

ランチ
飯沢さんと一緒にランチを食べる方は事前にお申し込みいただけると嬉しいです。
ランチ1500円。