「飯沢耕太郎と写真集を読む4 グラビア印刷の黄金時代」講座レポート

今月も6月22日の日曜日に「写真集を読む」連続講座が開催されました!

3月から始まったこの講座も4回目を迎え、毎回定員を超える人気イベントとなりました。
しとしとと雨の降る日曜日。
雨の中、たくさんのご参加ありがとうございました!

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今回のテーマは「グラビア印刷の黄金時代」
印刷方式にスポットを当て写真集を読み解いていきました。
グラビア印刷は1950年から1960年に全盛期を迎えた印刷方法。
さわると指が黒くなりそうなほどのインクの濃さが特徴です。

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指でふれ、ルーペでのぞきながら写真集を読むのも味わい深いですね。

グラビア印刷によって生まれた
土門拳の『ヒロシマ』濱谷浩『雪国』『裏日本』、入江泰吉『大和路』
といった名作をみていきました。

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『ヒロシマ』の原爆投下の爪痕
『雪国』の白い雪に墨を落としたような黒
『大和路』では奈良の自然や仏像が持つ凛とした空気

同じ印刷方法でも写真家によって黒の色はそれぞれ。

技術を要するグラビア印刷は今ではあまり使われることがないのだとか。
まさに、50、60年代は黄金時代だったと言えるでしょう。

飯沢さんのお話を聞きながらじっくりと写真集を読んでいると
あっという間に1時間半の講座が終わってしまいます。
講座後のめぐたまランチも毎月の楽しみのひとつですね!

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来月の「写真集を読む」Vol.5は7月20日(日)
1959年に東松照明、奈良原一高、川田喜久治、細江英公、佐藤明、丹野章が結成した写真家グループVIVOがテーマです!
ご参加お待ちしております♪

7月20日(日)
10:00~11:30
料金 2500円(三年番茶付き)
学生割引 1500円(三年番茶付き)
定員 15名
場所 めぐたま
* お申し込み megutamatokyo@gmail.com
*たまにメールが届かないことがあります。3日以内に返信がない場合、お手数ですが再度メールくださいませ。
*前日、当日のキャンセルは準備の都合がありますので、キャンセル料をいただきます。ご了承ください。
*飯沢さんと一緒にランチを食べる方は事前にお申し込みいただけると嬉しいです。
休日ランチ1500円。

写真/文  館野帆乃花

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