第12回身体に美味しい文化講座 ー中国琵琶 千年の響ー 歴史ある中国琵琶の響きと古典中国料理の宴レポート
11月19日、シャオ・ロンさんの中国琵琶の繊細で力強い響きとおかどめぐみこ作のおいしい古典中国料理の会が開かれました。
まずはシャオ・ロンさんの演奏。
中国琵琶は、日本の琵琶と違い、スチールの弦を5本の指につけた付け爪でひきます。
歌はなく、演奏だけです。
シャオ・ロンさんのサイト
http://www.t-webcity.com/~pipedan/other/newpage107-00syaoron-mokuji2008nendo.html
今日の演奏曲。
1 蘇州夜曲 日本
2 十面埋伏 中国古典
3 春江花月夜 中国古典
4 川の流れのように 日本
5 飛花点翠 中国古典
6 夜来香 中国現代
7 見上げてごらん夜の星を 日本
8 昴 日本
衣装は着物地で作ったチャイナドレス。
友禅作家が、シャオ・ロンさんを北斎の波の中に描いています。
そして、古典中国料理。
参考にした世界最古の料理書「斉民要術」を手に、料理の説明をするおかどめぐみこ。
*骨付き羊肉の塩ゆで(胡風) 唐代は西北方民族、胡ブームがだった。北胡はモンゴル方面、西胡はペルシャ方面のこと。
*きのこの蒸し焼き
*大根の橘酢漬け(大根を糸切りして三寸ほどの長さにする。それを「ひちりき」ほどの太さにする)。「ひちりき」ほどの太さというのが気に入った(笑)
*茄子の蒸し焼き
*楊貴妃鶏(鶏手羽先の煮込み)コラーゲンたっぷりの手羽先をとろとろになるまで煮て毎日食べていた。
*水餃子(敦煌の唐代の墳墓から副葬品として壺に入った餃子が乾燥状態でてきた)
*マコモダケの羊スープ
*ライチ(楊貴妃の好物)
*桂花陳酒(楊貴妃の好物)
シャオ・ロンさん、お越しいただいた方、ありがとうございました!
次回は、
第13回 身体に美味しい文化講座
…韓国のお正月を祝う…
韓国のソルラル(旧正月)とお正月料理を楽しみましょう!
日時 : 2017年1月28日(土) スタート 11:00~(受付10:30~)
会費 : 5,000円(韓国お正月料理&韓国舞踊 三年番茶付)
料理:宮川昌子、おかどめぐみこ
韓国舞踊:黒川妙子
要予約 : ㈱ラサ/畠中 lhasa@titan.ocn.ne.jp 090-4425-4263
めぐたま megutamatokyo@gmail.com
おこしをお待ちしています。