「…川田真壽の江戸・歌舞伎文字…第34回身体に美味しい文化講座」レポート

「…川田真壽の江戸・歌舞伎文字…第34回身体に美味しい文化講座…」レポート

11月15日に開かれた「第34回 身体に美味しい文化講座…川田真壽の江戸・歌舞伎文字…今年の年賀状☆ちょっとお洒落に歌舞伎文字!!」の様子です。

まず初めに、川田真壽さんの歌舞伎文字のレクチャー。


寄席文字、相撲文字、歌舞伎文字は少しずつ違う!


町の中にも江戸文字が見られます。

続いて、川田さんが実際に描かれるところを見学。

鉛筆のように筆を持ちます。


丸く書くので、なぞって書くのもありだそうです。


お土産に、年賀状用のお手本もいただきました。

レクチャーの後は、夕ご飯。

めぐたまのおかどめぐみこさんによるお料理のお話。
今回は歌舞伎文字にちなんで、歌舞伎の幕間に食べた幕ノ内弁当の夕食です。

「幕ノ内弁当は江戸の書、守貞謾稿よると以下のものが書かれています。
<握飯10個、蒟蒻、焼豆腐、干瓢、里芋、蒲鉾、卵焼>
そこに出てくるメニューです。

今回は江戸・歌舞伎文字の催しですが、十文字の仕切りが真ん中に入った松花堂弁当箱にしました。
松花堂の箱自体は江戸時代に松花堂昭乗が物入として使っていたものですが、弁当箱として確立したのは吉兆の湯木貞一さんで昭和のこと。
今日は、箱が江戸からあったということでお目こぼしを」


お弁当箱に書いていただいた文字も、もちろん川田さん筆です。


<めぐたまの幕ノ内弁当>

口取り; 玉子焼、紅白蒲鉾、揚げ銀杏、菊見人参

煮物; 蒟蒻、焼豆腐、干瓢、里芋、椎茸、むすび昆布

焼き物など; 蛸の江戸煮、とりつくねと焼き葱、マグロのせんべい揚、焼山芋
小松菜のしたしもの

飯; 玄米と白米の握り飯4つ、奈良漬け

菓子; 焼き柿、かすてらいも

次回の「身体に美味しい文化講座」、ぜひご参加ください。
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第35回 身体に美味しい文化講座
…タケシィが奏でる沖縄三線の音~沖縄のお正月…

2021年1月23日(土) 
スタート 17:00~(受付 16:30~)
5,500円(演奏と沖縄お正月料理)

要予約、詳しい内容のお問い合わせ : ㈱ラサ/畠中 lhasa@titan.ocn.ne.jp 
メールでご予約ください。

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