泉鏡花きのこ文学 朗読と蓄音機の夜」レポート

【「泉鏡花きのこ文学 朗読と蓄音機の夜」レポート】

飯沢耕太郎編『泉鏡花きのこ文学集成』(作品社)にちなみ、前尾津也子の朗読と、飯沢耕太郎による解説、オヤビン佐藤が演奏する手回し式蓄音機。そして、おかどめぐみこによるきのこ料理を楽しむ夕べです。

会場には飯沢さんのコレクションが飾られでいます。

初めは飯沢耕太郎さんによる泉鏡花のきのこ文学についてのお話。

最初の朗読のイントロは蓄音機ライブ。
オヤビンさんがお手持ちのレコードコレクションより、雰囲気の合う作品をセレクトして、朗読とコラボします。

前尾さんの朗読は3作。
「化鳥」。

「茸の舞姫」。

「雨バケ」。

朗読と蓄音機の夜の後は、おかどめぐみこの作る「きのこご飯タイム」。

*亡命ロシア風鶏の煮込み ポルチーニ茸ソース

*花びら茸と舞たけの炒め物 スペイン産羊のチーズマンチェゴ乗せ

*マッシュルームとクレソンのサラダ

*椎茸ときくらげの薬膳炒め

*青菜ときのこのしたし

*きのこの炊き込みご飯

*きのこ汁(なめこ、山えのき、えのきなど)

*白きくらげとナツメとクコの実の美肌デザート

きのこを文学で、声で、蓄音機で、料理で楽しむひと時、あっという間に時間は過ぎました。

次回は、飯沢さんの次回作、『宮沢賢治きのこ文学集成』に合わせて、また開催の予定。
ぜひ、今回参加された方も、来られなかった方も、ご参加ください。

写真(朗読の舞台)/Natsumi Hayashi

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