【落語と江戸料理の会 めぐたま寄席 第23回 春風亭一蔵師匠】レポート
2026年1月30日に行われた「落語と江戸料理の会 めぐたま寄席 第23回 春風亭一蔵師匠」のレポートです。
まず初めは、一蔵さんのお弟子さん、前座の一呂久さんが一席。
続いて、一蔵さんが一席。

次は、おかどめぐみ子による江戸料理の夕食です。
ごめんなさい、お料理の写真はうっかり撮り忘れてしまいました。なので、メニューだけ掲載します。
*ウエルカム おにぎり
*骨董(ごもく)豆腐(豆腐百珍より)
豆腐を切り離さないように半ばまで十文字に包丁を入れて、葛湯で煮る。器に煮かえした醤油を入れて、花かつおを一面において、豆腐を置く。川海苔、ザクザクに切った唐辛子と葱、おろし大根を乗せる。ごちゃまぜにして食べるといいとある。ごはんに乗せてもおいしい。
*鰊と切干大根の炊合せ(八百善料理通より)
鰊を戻して切り、ゆっくり煮て、戻した切り干し大根を加えてさらに煮る。鰊の出汁がしみた切り干しは格別。
*利休玉子(万方料理秘密箱 玉子百珍より)
胡麻の風味豊かなチーズケーキのような一品。白ごまをよく摺って、玉子と混ぜて、酒醤油で味付けて、どんぶりで蒸す。「利休焼き」「利休煮」など胡麻を使った料理によく利休の名がついている。胡麻豆腐、胡麻和えなど、茶人千利休が愛したであろう料理として「利休」の名がつけられたか?または胡麻を信楽焼のざらりとした感じに見立てての命名か?
*新制揚出しいも(甘藷百珍より)
江戸時代は飢饉が多く、享保の大飢饉ではたくさんの餓死者がでました。徳川吉宗はどんな土地でも栽培でき、準完全栄養食品でもある薩摩芋の栽培を青木昆陽に命じて普及させ、天明の大飢饉では、多くの人の命が救われたといいます。甘藷百珍という百種の料理を載せた本も出て、沢山食べられていたのだろう。
*春菊とかぶとねぎのサラダ(池波正太郎「おとこの秘図」より)
春菊と蕪と葱を合わせて、胡麻油と醤油と酢でいただく。さっぱりとした江戸サラダ。
*大根塩ぞうすい(大根料理秘傳抄より)
大根を粗くおろして、水から煮て、よくよく洗った飯を入れてさらに煮る。「飯が沢山なるはあしく候」「酒の二日酔いに一段の物也」とある。
次回は4月か5月に開催予定。
お越しをお待ちしています。
