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落語と江戸料理の会 めぐたま寄席 第十二回 春風亭一蔵 さんレポート

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落語と江戸料理の会 めぐたま寄席 第十二回 春風亭一蔵 さんレポート

2020年1月31日に行われた、今年初めてのめぐたま寄席、たくさんの方にお越しいただき、笑って食べて飲んでの楽しいひと時になりました。

まずは一蔵さんの落語が二席。
日本酒を飲むシーンでは、見ている方が飲み過ぎを心配してしまうほどの迫力の演技。
そのあと、お陰で、日本酒が売れたとか(笑い)

そして、2部は、おかどめぐみこの作る江戸料理。
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これは、落語の前に出される、めぐたま名物ウエルカムおにぎり。
今回は、きつねご飯。油揚げが入っています。

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*ねぎま鍋(「素人庖丁」より)
「鮪は甚だ下品にて、町人も表店の者は食するのを恥じる躰なり」とあるように、まぐろは江戸時代は下賤な魚として敬遠されていた。特にトロは食べられなかったが、後に葱と煮た「ねぎま鍋」は落語のお殿様も病みつきになった庶民の味として人気となった。

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*鶏はんぺい(「万宝料理秘密箱」より) 
鶏ひきにくと山芋のすりおろしを合わせてお団子にして蒸す。薄葛をかけてわさびで食す料理。

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*苞豆腐(「豆腐百珍」より)
豆腐を水切りして、甘酒と塩を入れてすり鉢で滑らかにする。棒状にまとめ、竹簀で巻いて蒸す。酒粕のほんのりした甘味がほどよく、さっぱりとして美味しい。

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*スズヘイいも(「甘藷百珍」より)
甘藷百珍は享保の飢饉(1732年)の後、全国に流行したさつまいもを材料にした料理書。サツマイモを揚げて衣をつけて煮る料理。

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*根芹の胡麻和えと素揚げ(「料理珍味集」より)
「献立荃」によると春夏秋冬に数多くの青菜が食べられていた。芹も「根芹」とあるように季節のめぐみを丸ごといただくのが江戸流であるようだ。

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*大根飯(「料理伊呂波庖丁」より)
大根飯は日常によく作られていたようだが、これは「めずらしく人をもてなさんとするとき」のお客様用の特別の料理。くちなしの実で大根を染めて、大根おろしの汁で炊いた華やかなご飯。ねぎま鍋の汁をかけてもおいしい。

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次回のめぐたま寄席は3周年特別バージョンです。
春風亭正太郎・春風亭一蔵・柳亭市弥・入船亭小辰の4人が勢揃いの豪華版。

ぜひお越しください。
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落語と江戸料理の会 めぐたま寄席 3周年記念 四人会
春風亭正太郎・春風亭一蔵・柳亭市弥・入船亭小辰

日時:5月30日(土) 18時から21時半

会費:5500円(税込)(落語、大喜利?、大江戸屋台料理(ドリンク別)、抽選会つき/全席自由)

落語:春風亭正太郎・春風亭一蔵・柳亭市弥・入船亭小辰

江戸料理:おかどめぐみこ

場所:写真集食堂めぐたま

元貴乃花親方考案・監修 貴流運動法 シコアサイズとちゃんこの会 28レポート

元貴乃花親方考案・監修 貴流運動法 シコアサイズとちゃんこの会 28レポート

1月11日に行われたシコアサイズとちゃんこの会。
内田さんの掛け声と軽快な音楽に合わせて、エクササイズ。

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これは、子年用の特別シコアサイズ(笑い)

そして、お待ちかねのちゃんこ
今回は、干しシイタケの出汁(でしょうか)で作るピエンローちゃんこ。
春雨も入ってます。
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りんごのサラダと、味付け用のお塩と生姜。
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締めには雑炊も。

11日は鏡開きなので、おしるこが振る舞われました。

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次回は
3月14日です。
詳しくは
https://megutama.com/元貴乃花親方考案・監修%E3%80%80貴流運動法-シコアサ-21/

お越しをお待ちしています

元貴乃花親方考案・監修 貴流運動法 シコアサイズとちゃんこの会 27レポート

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元貴乃花親方考案・監修 貴流運動法 シコアサイズとちゃんこの会 27レポート

12月21日に行われた、今年最後のシコアサイズとちゃんこの会。
いつものように、シコアサイズでいい汗を流しました。

そのあとは忘年会。
ということはお酒付きです。

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今回のちゃんこは、旧貴乃花部屋のトマトちゃんこ。

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締めは雑炊。
うーーん温まったし、美味しいし、適度に体は使ったし、いい時間でした。

次回は1月11日(土)
集合10:15
シコアサイズ 10:30~11:15
ちゃんこタイム(お昼ご飯)11:15〜12:30
*シコアサイズのみの参加も可能です。

*2月は8日開催予定です。

■受講料
3,500円 /お一人様一回(シコアサイズとちゃんとご飯付き)
*価格は税抜表示になります。
シコアサイズのみ参加は2,000円になります。

元貴乃花親方考案・監修 貴流運動法 シコアサイズとちゃんこの会 24レポート

元貴乃花親方考案・監修 貴流運動法 シコアサイズとちゃんこの会 24レポート

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11月16日(土)に行われた「シコアサイズとちゃんこの会24」は、まず、リズミカルな音楽に乗ってシコアサイズ。

気持ちよく汗をかいた後はちゃんこ鍋。今回は牛すじちゃんこ。大ぶりに切った大根に卵も入っています。

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次回は
シコアサイズとちゃんこ25 忘年会!
12月21日(土)
10:30~
詳しくは下記に。
https://megutama.com/元貴乃花親方考案・監修%E3%80%80貴流運動法-シコアサ-18/

落語と江戸料理の会 めぐたま寄席 第十一回 柳亭市弥 さんレポート

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落語と江戸料理の会 めぐたま寄席 第十一回 柳亭市弥 さん レポート

10月11日(土)に行われた柳亭市弥 さんのめぐたま寄席が開かれました。
市弥さんはめぐたま寄席には3度目の登場です。
まずは落語を二席。
落語の主人公が乗り移ったような語りに、会場は笑いの渦に。

そして、笑って泣いた後は、おかどめぐみこが調べて作った江戸料理。

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*ウエルカム おにぎり  
7時始まりのイベントなので、仕事帰りの方はお腹ペコペコで駆けつけて来られます。
おにぎり一個食べるだけで、落ち着いて落語を楽し見るのでは、と始めたウエルカムおにぎり。好評です。

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*鶏の南部揚げ(素人庖丁より)
胡麻を使う料理を「南部」という名称をつけて呼ぶことがあります。
衣に香ばしい胡麻を加えて揚げた料理。魚や野菜などにも応用されます

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*里芋の煮ころばし(日々徳用倹約料理相撲取組より) 
芋名月にちなんで、里芋の煮っころがしと作りました。
米の前は里芋が日本人の主食でした。
親芋、子芋、孫芋とたくさんできていく様子に、子孫繁栄を祈願する食材として使われます。

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*落ち葉がら(豆腐百珍続編付録より)
おからの料理。椎茸、銀杏、栗、揚げ麩などを刻んでごま油でさっと炒める。鍋にたっぷりの油でおからを炒め、煮酒を入れてしっとり仕上げる。
そこに炒めた具を入れて、さらに火を通す。
鰹節と粉山椒を最後にふりこみ、切り飯の型に入れて抜いて押し出す。
好下物(下物は酒の肴の意)、すなわち「よき肴」と書かれている。

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*白洲大根(年中万菜録より)
シラスは白い砂利の敷かれた裁きの場「お白洲」からきていると言われています。シラスをかまゆでにして干してある風景が白洲に似ているからとか。江戸時代は墨田川でもとれたそうだ。
大根の千切りと合わせて、酒のつまみに。

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*源氏柿(料理珍味集より)
柿は生食だけでなく柿膾、焼柿、柿ぬか漬けなどでよく食べられていた。これは柿の天ぷら。
柿の色を源氏のシンボルの赤い旗に見立てたとか、輪切りの断面を源氏車の意匠に見立てたとか言われている。

*利休めし (名飯部類より)
お茶で炊いたご飯に、すまし汁をかけ、もみ海苔を散らす。薬味は茗荷のみじん切り。
利休と名のつく料理は胡麻を使ったものが多いが、お茶を使うということで利休の名を借りた料理か?
侘びた感じの味わいが、利休らしい一品。
(ごめんなさい、利休飯の写真が撮れていませんでした。)

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市弥さんも一緒の宴。
楽しいひと時でした。

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市弥さんの着物素敵な色でした。写真にはうまくでていませんが、、。
そして、帯。近くでよくよく見ると、、、、、。権兵衛が種蒔きゃ烏がほじくる柄でした。おしゃれ!

次回は1月を予定しています。
ぜひ、お越しくださいませ。