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「ShashinShu✖️NihonShu 写真集✖️日本酒」レポート

【「ShashinShuxNihonShu 写真集x日本酒」レポート】

2023年2月11日に開かれた「ShashinShuxNihonShu 写真集x日本酒」。
写真家で日本酒研究家のアナト・パルナスさん(イスラエル出身)と、写真評論家の飯沢耕太郎さんのジョイント企画。
参加者自慢のさまざまな日本酒にシンクロした写真集をセレクトし、飯沢耕太郎さんの解説つきで読み解いていきます。
アナトさんはご自身が持参した日本酒の説明や、蔵を訪ねた時のエピソードなど、お酒がよりおいしくなるお話を披露。
一人一本ずつ持参した、いろいろな日本酒を、みんなで自由に味わいながら、アナトさんの英語と、飯沢さんの日本語が絶妙に混ざり合う、楽しい時間でした。

ご飯は発酵料理。

 
身欠きにしんの味噌漬け 
Dried Herring pickled in Miso


白石テンペのから揚げ
SHIRAISHI(Saga Prefecture) Fried TENPEH


あやめ蕪と菜の花の塩麴和え 
Purple Turnip & NANOHANA in SHIOKOJI


大山鶏の塩麹から揚げ  
Fried DAISEN Chicken in SHIOKOJI


風呂吹き大根の柚子味噌 
Shimmerd Radish(DAIKON) in YUZU Miso


具沢山かす汁
SAKE LEES Soup


乳酸発酵高菜のおにぎり&玄米きつねごはん
Fermented Mustard Leef ONIGIRI & Genmai ONIGIRI

ぬか漬け(大根、人参、きゅうり)
Pickles NUGADUKE(white radish,carrot,cucumber)


酒粕のアイス
SAKE LEES ICECREAM

ご参加いただいた方、アナトさん、ありがとうございました。
次回は秋を予定しています。ぜひご参加ください。

「第44回身体に美味しい文化講座 …森山暁子の浮世絵江戸話し[4]… ☆今年は小粋に江戸でお月見☆」レポート

「第44回身体に美味しい文化講座 …森山暁子の浮世絵江戸話し[4]… ☆今年は小粋に江戸でお月見☆」レポート

9月10日は今年の「中秋の名月」です。
丁度この十五夜の日に、江戸文化研究者・森山暁子さんをお招きして「森山暁子の浮世絵江戸話し[4]…
☆今年は小粋に江戸でお月見☆」が開かれました。

お月見を描いた浮世絵を見ながら、江戸の月見をめぐる物語を伺います。
秋の風物詩でもあるお月見が、庶民の間にまで浸透したのは江戸時代と言われています。
当時は二十六夜の月待ち・十五夜・十三夜と幾度ものお月見が行われていたそうです。


森山さんのお話が終わると、次はおかどめぐみこの作る、月や秋にちなむ江戸料理の宴です。


*枝豆(「古今料理集」より)
「青豆枝豆共 9月をかきるへきか。賞翫は夏中たるへし。
えた豆は常の如くかためにゆにをしてうすかわを取用へし。但ゆにやわらかなれはあしし。」とある。


*里芋と葱のふくめ煮(「鬼平犯科帳「土蜘蛛の金五郎」」より)
「「ふうむ・・・」平蔵は、里芋を口にし、感心をした。
里芋と葱とは、ふしぎにあうもので、煮ふくめた里芋に葱の甘味がとけこみ、なんともいえずにうまい」とある。


*賀茂茄子の鶏味噌(「八百善料理通」より)
大きな賀茂茄子に江戸味噌を使った甘目の鶏味噌をかけて。


*苞豆腐(つととうふ)(「豆腐百珍 佳品」より)
「とうふよく水をしぼりあまさけをすりまぜて棒の如くとりて竹簀に巻き蒸して小口切りにす」とある。


*青菜としめじと菊の花のおひたし(「古今料理集」より)
「ひたし物は 煎酒に醤油出しをくわへ 一わり程からくして万の物をひたし用へし 勿論ものゝによるへし 作意、今日は昨日の重陽の節句の菊の花を加えて」とある。


*小鮎飯(「素人庖丁」より)
江戸時代人気の鮎料理。多摩川の鮎を鮮度よく運ぶのに鮎飛脚も登場! 今日は九頭竜川の天然鮎で。


*菓子 月見団子(「料理簡便集」より) 白玉団子とあずき
「糯米 粳米 等分洗てほし・・・丸めて湯煮をして砂糖 豆の粉かけ」とある。

「東都歳事記」には、十五夜の朝に団子を作る記述があるが、団子の大きさは三寸五分(約10cm)と。
月見団子をかざるようになったのは江戸中期以降。
一寸五分、テニスボールほどある大きの団子を下段に9個、中段に4個、上段に縦に2個飾った。横に飾ると仏事になる。

…タケシィが奏でる沖縄三線の音… 今年の月見は沖縄で~沖縄の十五夜

…タケシィが奏でる沖縄三線の音…
今年の月見は沖縄で~沖縄の十五夜
 

沖縄では旧暦8月15日の日に五穀豊穣・子孫繁栄を願って十五夜を祝います。
今年は9月21日が十五夜(ジューグヤ)満月です。 日本本土とはちょっと違った沖縄の
十五夜気分を、沖縄の月にちなんだタケシイの三線(サンシン)のメロディーにのせて楽し
んでみませんか?
演奏後はいつものお楽しみ、めぐたま店主おかどめぐみこによる沖縄の十五夜料理が並びます。
中秋の名月に思いを馳せながら、沖縄の十五夜料理の数々をお楽しみいただけたらと思います。

【タケシィ プロフィール】
 沖縄・唄三線奏者  神奈川県小田原市生まれ。
 中央大学法学部卒業後、某一部上場企業に入社し十数年勤務するも、コンサートで偶然耳にした
三線の音色に魅せられ、三線や沖縄音楽の素晴しさを伝えるため唄者(うたしゃ)として音楽活動
を始めるという異色のキャリアをもっている。
現在は東京を拠点に関東、東海、関西など日本各地で年間150本ほどのライヴを展開している。
活動の幅は国内にとどまらず中国、台湾、カンボジア、イタリア、フランス、イギリス等でのライヴ実績もあり、
音楽を通しての国際交流に貢献している。

日時 : 2021年9月25日(土) スタート 17:00~(受付 16:30~)
 会費 : 5,500円(演奏と沖縄十五夜料理)
  場所 : 恵比寿/写真集食堂 めぐたま 東京都渋谷区東3-2-7 https://megutama.com
 
演奏・唄 : タケシィ
  料理人  : おかどめぐみこ

要予約 : ㈱ラサ/畠中 lhasa@titan.ocn.ne.jp 090-4425-4263
めぐたま  megutamatokyo@gmail.com
メールか電話にてご予約ください。
メールの場合はこちらからの予約完了メールをもってご予約となります。
    【メール予約】(1)お名前 (2)来場人数 (3)緊急時のご連絡先(携帯番号など)
          以上を明記いただき、上記アドレスにご連絡ください

前日・当日のキャンセルは準備の都合上キャンセル料をいただきます。

第37回身体に美味しい文化講座 …森山暁子の浮世絵江戸話し[3]… ☆ぶらり小粋に江戸夏景色☆レポート

【第37回身体に美味しい文化講座 …森山暁子の浮世絵江戸話し[3]… ☆ぶらり小粋に江戸夏景色☆レポート】

2021年7月24日、毎年恒例の森山暁子さんが語る浮世絵で巡る江戸の暮らしの会がひらかれました。

スクリーンに映し出される、夏を描いた浮世絵の数々。
川遊びや、夏らしい食べ物、七夕、虫売り、金魚売り、、、、、。
森山さんの分かりやすく楽しいお話であっという間に時間が過ぎます。


森山さん、今日は雪の輪柄の着物です。暑い時に、冷たい模様が粋です。
帯は宝尽し。

お話の後は、おかどめぐみこ&めぐたまスタッフの作る江戸料理の登場。

*大豆(まめ)のは(枝豆)の味噌煮(料理物語)
「あへもの ただしあくにてゆですちをとりうすにてつきあへ候 青豆 なますいろいろによし」


*夏の凝り(卓袱会席趣向帳)
煮凝りと言えば冬のものだが、江戸では暑さをしのぐため、涼しく見える凝りを寒天を使って夏に食した。
今日はオクラと山芋で凝りを作ってみました。


*まぐろの胡麻醤油かけ(八百善料理通)
まぐろは江戸時代のはじめには下品な魚と言われていて、あまり好まれていなかった。そのため美味しさに気付いたのは貧しい庶民。
でも天保のころ(1831年~1845年)には八百善でもだすようになったと。それでも中心は赤身。トロは大正時代ころまで一般には食されなかった。


*豆腐麺(豆腐百珍)
豆腐とソーメンと小松菜を炒め合わせた、沖縄のソーメンチャンプルのような江戸料理。


*茄子の皮の炒め物
茄子の皮も立派な一品に。『日々徳用倹約料理角力取組』に出てきそうな料理ですがみあたりませんでした。


*蒲焼と白ごはん(八百善料理通)
暑い夏はこれに限ります。実は


*水菓子 すいか(本朝食鑑)
寛永の末ごろ(1640年ごろ)「初めて其種子来り、其後やうやく諸州にひろまる」本朝食鑑に「西瓜を半分に割り、果肉をえぐって砂糖を入れ、暫くおいてから食す」と。江戸近郊では八王子、世田ヶ谷、北沢、亀戸、大森、羽田などが名産地。


*むぎゆ(料理伊呂波庖丁)
江戸後期の風俗を記した『江戸府内風俗従来』には、「夏の夜、麦湯店の出る所、江戸市中諸所にありたり。多きは十店以上、少なきは五、六店に下がらず。大通りにも一、二店ずつ、他の夜店の間にでける。横行燈に「麦湯」とかな文字にてかく。また桜に短尺の画をかき、その短尺にかきしもあり。行燈の本は麦湯の釜・茶碗等あり。その廻りに涼み台を並べたり。紅粉を粧うたる少女湯を汲みて給仕す。」

森山さん、お越しいただいた皆様、ありがとうございました。

めぐたま6周年パーティ レポート

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めぐたま6周年パーティ レポート

めぐたまは、2020年2月22日で無事に6周年を迎えました。
これも皆様のお陰です。本当にありがとうございます。

そして、23日はお祝いのパーティ。
13時30分から21時までの間に約90人の方がご来場。
本当に、いろいろな方とお話できて幸せな時間でした。
お越しいただいた方、ありがとうございました!

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午前中に上映した「世界で一番美しい本を作る男」のゲスト、この映画の買付と配給を担当した大野留美さん(テレビマンユニオン)の乾杯の音頭で、パーティの始まり始まり。

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お料理がいろいろ、並びます。

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*フキノトウの天ぷら

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*蓮根素揚げ

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*鶏皮ポン酢

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*ハムカツ

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*サーモンのマリネサラダ

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*バリ風サテ

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*蒸鶏の棒棒鶏ソース

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*シュバイネブラーテン(さわやか豚のドイツ風煮込み)シュピッツエル、ブロッコリ

*回鍋肉
*大山鶏のハーブ焼き

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*大根と椎茸人参の煮もの

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*ポテトのグラタン
*菜の花の辛し和え

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*カレーの炊き込みご飯

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*玄米キツネご飯

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*トマトと玉子のスープ(蒸し鶏のスープで)

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お酒もいろいろ。

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キッチンでは、スタッフが次々と料理していきます。

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今年のショータイムは三太郎。

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おかどさんは金太郎。

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飯沢さんは浦島太郎。

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ときたまは桃太郎。

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替え歌を歌って踊ります。
伴奏は、飯沢さんのウクレレ。
動画は、めぐたまで雅楽の催しをしてくださっている三田徳明さんから送っていただきました。ありがとうございます。

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桃太郎の「きびだんご」ならぬ「めぐたま特製兵糧丸」を配ります。
日持ちがするので、お土産で食べてもOK。
戦国版カロリーメイトです。

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おしゃべりしたり、写真集を見たり、ご飯食べたり飲んだり、、、。

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当日来られなかったサイトウマサミツさんから、素敵なお祝いが届きました。
めぐたまに飾ってあるので、見に来てください。

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最後は、撮影をしてくださった大林隆司さんとの記念写真です。
大林さん、ありがとうございました!おかげでいい記念のブログが書けました。

7周年に向かい、めぐたまをより美味しく楽しい場所にしていきます!
これからもよろしくお願いいたします。