月別アーカイブ: 2016年3月

上原由祈子さんの「春めく」完成しました。

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3月22日、めぐたまミラーキットパスプロジェクトの作品が変わりました。
第10弾です。

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イラストレーターの上原由祈子さんの「春めく」です。
身近にあるささやかなものや、時間、出来事を大切に
クレパス、アクリルガッシュを使って、手描きイラストを制作しています。

上原由祈子さんのサイト。
http://yukikouehara.wix.com/

知的障害者雇用7割以上の日本理化学工業応援プロジェクト、めぐたまミラーキットパスプロジェクトについては下記に。
ページの中程に載ってます。
https://megutama.com/活動/

これまでのキットパスプロジェクト作品は下記に。
https://megutama.com/category/キットパスプロジェクト/

上原さん、ありがとうございました!

ぜひ、みなさん、春めいためぐたまに、作品を見に来てください。

第8回身体に美味しい文化講座 韓国薬膳の健康シリーズ「肝」 レポート

第8回身体に美味しい文化講座 韓国薬膳の健康シリーズ「肝」 レポート

3月12日、8回を迎える「身体に美味しい文化講座 韓国薬膳の健康シリーズ「肝」が開かれました。
講師は宮川昌子さん。
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まず、薬膳茶であるケツメイシ茶でお出迎え。
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最初はトマトのキムチ作りの実演。
トマトは塩漬けしてあります。
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キムチの素を作ります。
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タマネギとトマトとキムチの素をまぜます。
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次は、春に大切な「肝」に効く薬膳についての宮川先生のお話。
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いよいよ、宮川先生の監修のもと、めぐたまが作った韓国薬膳料理の宴です。

九節板 クジョルパン
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さきほど作ったトマトのキムチ。
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韓国式海苔巻 キムパップ。
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菜の花のナムル。
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カジキマグロのゴマソース焼き。
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豚肉のキムチ鍋 デジカルビキムチチム。
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韓国かぼちゃの澄んだスープ。
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デザートのメローゴールドのフルーツゼリー。
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お越しいただいた皆様、宮川先生、ありがとうございました。
身体に美味しい文化講座、次は5月です。前回大好評だった雅楽の2回目です。

前回のレポート
https://megutama.com/第5回%E3%80%80身体に美味しい文化講座-−雅楽と天平-2/

詳しくは下記に。
おこしをお待ちしています。

第9回 身体に美味しい文化講座
雅楽と料理を楽しむ夕べ【2】
平安時代・雅の世界と小町美女料理へのお誘いです

2回目になりました三田徳明先生(雅楽瑞鳳会)の雅楽の会は、いよいよ日本文化の
雅が始まる 華咲く平安時代前期へと入ります。
前回の奈良・天平の大陸文化から一転、京の都を中心に華やかな平安文化の始まりです。
雅楽の世界もいよいよ栄華を誇り、きらびやかな姿が展開されます。
三田徳明先生のお話と演奏の技も、より一層お楽しみいただける事と思います。

“めぐたま”ならではの楽しい雰囲気の中、目の前で展開される本物の雅楽の世界を
お楽しみいただけたらと思います。

日時 : 2016年5月14日(土)
スタート 17:00~(受付 16:30)

会費 : 5,000円(お話・実演と料理 三年番茶付)

場所 : 恵比寿/写真集食堂 めぐたま
東京都渋谷区東3-2-7
https://megutama.com

定員 : 40名

この時代を代表する美女と言えば小野小町!奈良朝より質素なものを食べていた平安時代。
しかし彼女は自分の納得したものしか食べなかったと言います。今でいうコラーゲンや
ビタミンCにもこだわりがあったとか… 美肌になるものを好んでいたようです。
今回は、おかどめぐみこが当時のメニューを解読し、小野小町の美女料理をはじめ
様々な平安の料理に挑戦いたします。 雅楽と共に、こちらもお楽しみにお越し下さい。

お話・演奏 : 三田徳明(雅楽瑞鳳会)
料理    : おかどめぐみこ

要予約 : ㈱ラサ/畠中 lhasa@titan.ocn.ne.jp
090-4425-4263
めぐたま  megutamatokyo@gmail.com
前日・当日のキャンセルは準備の都合上キャンセル料をいただきます。
目から耳から舌から…平安・雅の世界をたっぷりとご体験ください。

大谷幸生さんの「笑顔の花飾り3」チューリップのお話とレイ作り

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大谷幸生さんの「笑顔の花飾り3」富山のお話とチューリップのレイ作り

昨年好評だった大谷幸生さんの「笑顔の花飾り」第3弾をやります。
今回は、富山のチューリップと関わる人々のお話と、富山のチューリップを使ったレイ作りです。

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富山のチューリップ畑。

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これらは球根をとる為のチューリップ。
だから花が咲いたら、花を摘まないといけません。

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首から採られたチューリップの花たち。

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その花を活かして、レイにします。

昨年のイベントの様子
https://megutama.com/大谷幸生さんの『笑顔の花飾り』お話し会とブレ-2/
https://megutama.com/大谷幸生さんの『笑顔の花飾り』お話し会2と髪-2/

大谷幸生さんは日本の数少ないレイメイカーであり、フラワーアーティストとしてさまざまなイベント、ワークショップで活躍しています。

ハワイ島に暮らすマリー・マクドナルドさんとの出逢いでハワイアン・レイに魅せられたそうです。
マリーさんに、レイは本来「その土地の花で編む」琴を教わりました。ならば、日本人なのだから日本の土地・土地でその草花を育てた人への感謝の気持ちを込めてその土地だけのレイを編もう、と始めたのが「U Pacific Smile Project」。全国各地のその土地を代表する花をレイにし、花に関わる農家や職人のみなさんに届けるという活動をしています。

2014年、全国47都道府県 50カ所の花を訪ねた記録をまとめた『笑顔の花飾り』(ポプラ社)を出版、2016年1月号よりANAの機内誌「翼の王国」で、<はなのはなし>連載中。
日本各地の花を使ったレイを作り、花に関わる人々の様子をレポートしています。

大谷 幸生(おおたに ゆきお)
1969年神奈川県生まれ。
フラワーアーティスト。雑誌、広告などで活躍の後、近年は主にレイメイカーとして活躍。
東京と大阪にレッスンスタジオを持ち、そのほかハワイアンイベントでの装飾やワークショップなどを全国各地で行う。
レイ作りを通して日本の花を元気にしたい、と花の栽培農家や全国の自治体との交流も積極的に行っている。
著書に『しあわせの花飾り』、『ハワイアン・レイメイキング2 笑顔の花飾り』(共にポプラ社刊)。
ANAの機内誌「翼の王国」で、<はなのはなし>連載中

大谷さんのサイト
http://www.umahana.com

4月23日(土)

時間  受付9:45
    開始10:00〜11:30
会費 3000円(三年番茶付き、富山のチューリップのレイの材料費込み)
定員 24名

場所 写真集食堂めぐたま

* お申し込み megutamatokyo@gmail.com

*たまにメールが届かないことがあります。3日以内に返信がない場合、お手数ですが再度メールくださいませ。

*前日、当日のキャンセルは準備の都合がありますので、キャンセル料をいただきます。

「飯沢耕太郎と写真集を読むvol.20 植田正治2」講座レポ

 

3月5日に開かれた、月に1度の連続講座「飯沢耕太郎と写真集を読む」。
20回目となる今回は、前回に続き植田正治さんを取りあげました。
(前回のレポートはこちら

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めぐたまの写真集の持ち主、飯沢さんのお話を聞きながら、植田正治の写真集をじっくりと見ていきます。
今回も、植田正治事務所の増谷寛さんをゲストにお迎えしました。

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植田正治の写真集で注目したいのが、本につけられた題名です。植田がつけた題名はどれも、心にすっと入ってくるような飾り気のない美しさがあります。

山陰地方の子ども達を写した『童暦(わらべごよみ)』(1971年)、雑誌『カメラ毎日』で1974年から1985年の12年間にわたり連載された「小さい伝記」は、地域に根付く風土と、そこに住まう人々の“何てことのない姿”に目を向けていく植田正治の姿勢が、その題名によく表されています。

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また、シリーズ作「風景の光景」(1970〜80年)やヨーロッパを訪れて撮った写真をまとめた『音のない記憶』(1974年)といった題名からは写真を撮ることを「写真する」と表現した植田の哲学的な一面も感じさせます。

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そしてその題名の元にまとめられた写真たちは、これもまた“何てことのない姿”のように見えて、植田ならではの、間のとり方、シルエットのあり方、瞬間の捉え方、が存在しています。それは、人や物の配置にこだわった演出と構図、現像時のさまざまな技法を駆使した写真加工によるものであり、飯沢さんが「1冊に1つのドラマがある」と言ったのもうなずけます。

2000年に亡くなる直前まで、意欲的に写真を撮り続けた植田正治。写真集の数々から、小さくてさりげない物にも目を凝らし、「写真する」喜びが伝わってきました。

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次回は、1人の写真家を取りあげるのではなく、「肖像写真集」をテーマにさまざまな写真集を紹介していきます。
来月もたくさんのご参加お待ちしております。

 

【次回講座のごあんない】

飯沢耕太郎と写真集を読むvol.21

肖像写真集を読む/ナダールとザンダーを中心に

4月16日(土)

10:00~11:30

2500円(三年番茶付き) 学生割引 1500円(三年番茶付き)

定員 15名

場所 めぐたま

* お申し込み megutamatokyo@gmail.com

*たまにメールが届かないことがあります。3日以内に返信がない場合、お手数ですが再度メールくださいませ。

*前日、当日のキャンセルは準備の都合がありますので、キャンセル料をいただきます。

*飯沢さんと一緒にランチを食べる方は事前にお申し込みいただけると嬉しいです。(休日ランチ1500円)

 

写真/文 館野帆乃花