月別アーカイブ: 2015年4月

ポートフォリオ・レビュー by 飯沢耕太郎13

ポートフォリオ・レビュー by 飯沢耕太郎13

写真家を志す人にとって、ポートフォリオ(作品ファイル)を作ることはとても大事なことです。よいポートフォリオとはどんなものなのか、実際に持ってきていただいたポートフォリオを講評しながら考えていきます。

作品点数や大きさには特に制限はありませんが、時間の関係で、あまり多すぎる場合には全部見切れないこともあります。他者の作品を見ることもとても大事なので、ポートフォリオを持参されない方も参加可能です。完成度の高さよりも、思い切って自分のやりたいことを表現している作品を期待しています。(飯沢耕太郎)

講師 飯沢耕太郎
日時 5月10日(日)

9:30~11:30
料金 3000円(三年番茶付き)
学生割引 1500円(三年番茶付き)
定員 8名

場所 めぐたま

* お申し込み megutamatokyo@gmail.com

*たまにメールが届かないことがあります。3日以内に返信がない場合、お手数ですが再度メールくださいませ。

*前日、当日のキャンセルは準備の都合がありますので、キャンセル料をいただきます。

ランチ
飯沢さんと一緒にランチを食べる方は事前にお申し込みいただけると嬉しいです。
ランチ1500円。

「飯沢耕太郎と写真集を読むvol.12 荒木経惟を読む!Part3 2度目の大爆発90年代のARAKI」講座レポ

「写真の楽しさをおいしく味わえる」
そんな場所になるために、めぐたまでは月に一度、
写真集の持ち主である飯沢さんが「写真集を読む」という講座を開いています。

本を自由に読めるだけでなく、写真の味わい方を知ってほしい。
と、続けて来たこのイベントも4月19日(日)で12回目を迎えました。
(いままでの様子はこちら。)

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今回は、アラーキーこと荒木経惟特集の第3弾。
70年代、80年代と続いて、今回は90年代の作品を見ていきます。

バブル崩壊、昭和から平成へ。
90年代は1つの時代の終わりでありました。
そして、荒木にとっては最愛の妻・陽子の死という、大きな別れの時でもあったのです。

荒木は、この2つの「終わり」を力強く受け止め、写真を撮ることで次の時代へと投げ返していきます。
90年代に発表された写真集には大傑作と呼べるものが多く、
ネガティブな出来事でさえ、写真家としての原動力にしているような凄みを感じさせます。

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なかでも、妻・陽子の死を写真と言葉で綴った『センチメンタルな旅・冬の旅』は
「私写真家宣言」を打ち立てた荒木経惟の最高傑作と言えるでしょう。

淡々と、それでいて深い悲しみが滲む写真と、写真に添えられた言葉たち。

荒木の写真集は1枚1枚をパッパッと見ていくようなスピード感があるものが多いなか、
この『センチメンタルな旅・冬の旅』は鑑賞者が1ページ1ページを噛み締めていくように組まれています。

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それはまるで、荒木自身が、陽子との別れが近づく日々を噛み締めているよう。
陽子の死という個人的な出来事が、写真集をみる者に「愛する人の死」という普遍性をもって染み渡っていきます。
この本は「アラーキー=際どいヌード写真を撮る人」というイメージが大きく変わった写真集でもありました。

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彼の写真には常に性(エロ)と死(タナトス)が色濃く混在しており、
90年代に強まった「死の気配」に比例するように「性の気配」も強くなっていきます。
その代表作といえる写真集が『食事』と『エロトス』。
この2つは、被写体が持つ、性と死の気配をストレートに捉えた写真集といえるでしょう。

ここではじっくり紹介できませんでしたが、
講座では他にも『平成元年』『冬へ』『センチメンタルな旅・春の旅』『東京ラッキーホール』『遠野小説』などの写真集もみていきました。

気になる方はぜひ、めぐたまに遊びに来てくださいね。

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荒木経惟特集は次回のPart4で最後になります。
次回もたくさんの参加をお待ちしています!

【次回講座のごあんない】
飯沢耕太郎と写真集を読むvol.13
「荒木経惟を読む!Part4」
5月17日(日)
10:00~11:30
料金 2500円(三年番茶付き)
学生割引 1500円(三年番茶付き)
定員 15名
場所 めぐたま
* お申し込み megutamatokyo@gmail.com
*たまにメールが届かないことがあります。3日以内に返信がない場合、お手数ですが再度メールくださいませ。
*前日、当日のキャンセルは準備の都合がありますので、キャンセル料をいただきます。キャンセルまちのお客様もいるので、キャンセルの場合は必ずご連絡ください。

ランチ
飯沢さんと一緒にランチを食べる方は事前にお申し込みいただけると嬉しいです。
休日ランチ1500円。

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写真/文 館野帆乃花

息継庵 ときたまモーニング茶事

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押忍!手芸部の部長こと石澤彰一さんの茶事、第6弾です。

4月の様子
https://megutama.com/石澤彰一さんの息継庵モーニング茶事やりました/

七夕の茶事の様子
https://megutama.com/七夕のモーニング茶事レポート/

9月の重陽の茶事
https://megutama.com/test/wp-admin/post.php?post=1220&action=edit

きのこの茶事の様子
https://megutama.com/きのこモーニング茶事%E3%80%80レポート/

新年の茶事
https://megutama.com/息継庵%E3%80%80新年のモーニング茶事レポート/

息継庵のBlogの方が写真が綺麗です。http://blog.goo.ne.jp/ikitugian/e/5ea476583526fed6a653018ff4149dcd

今回はときたまの展覧会「1000のコトバ」開催中なので、ときたま茶事。

どんなお点前になるか楽しみです。

押忍!手芸部の部長こと石澤彰一さんは実は裏千家・専任講師でもあります。
その名も宗彰。
茶室『息継庵』をパートナーの宮田麻貴子と主催しています。

息継庵
http://blog.goo.ne.jp/ikitugian
押忍!手芸部
http://www.ultratama.com/syugeibu.html

そんな部長と一緒においしいご飯と、お甘と、お抹茶の一時を持ちます。
といっても、堅苦しいお茶会ではありません。
お茶についての知識も経験もいりません!
ブチョー風、お茶会です。

どうなるかは、来てのお楽しみに。
ごはんも、おかしも、なにになるやら??

いつもと違う朝の一時をお楽しみください

息継庵 ときたまモーニング茶事
4月29日(水・祝)8:00〜9:30くらい
3000円(ご飯とお甘とお抹茶付き)
要予約 めぐたままで

* たまにメールが届かないことがあります。3日以内に返信がない場合、お手数ですが再度メールくださいませ。

*前日、当日のキャンセルは、準備の都合がありますので、キャンセル料をいただきます。

トーク「ときたまのコトバについて語ろう」

ときたま「1000のコトバ」展イベント
ときたまのコトバについて語ろう

ときたまのコトバが1000になったのを記念して、展覧会「1000のコトバ」を開催します。
https://megutama.com/ときたま「1000のコトバ」展開きます!/

イベント第一弾は、ときたまのコトバについて、飯沢耕太郎さんと話します。

このコトバは思いつきなの?
コトバはどうやってできるの?
どうしてハガキなの?
等々、
ときたまのコトバの秘密について、知りたい方、お待ちしています。

めぐたまは通常営業です。
終わったら、ワイワイ、飲みましょう!!

4月28日(火)
20:00〜21:00

飯沢耕太郎(写真評論家、きのこ文学研究家)+ときたま

投げ銭トーク(めぐたまは通常営業です)

ときたま「1000のコトバ」展開きます!

ときたま「1000のコトバ」展開きます!

写真集食堂めぐたまのメンバーの一人、コトバのアーティストときたま。彼女が1993年からほぼ毎週出し続けて22年目、遂にときたまのコトバが1000に達しました。
これまでのコトバ全部を展示する展覧会を開きます。
ときたま文庫 愛そして私、日めくりカレンダー、ポストカード、フォーチュンクッキー……。グッズもいろいろあります。イベントもやります。
あそびにきてください。

ときたま
http://tokitama.net
FBもやってます。土岐小百合で検索してみて。

日時:4月28日(火)〜5月31日(日)
   休み/7、11、18、25日
   
   平日 11:30〜23:00(LO22:00)
   土、日、祭日 12:00〜22:00(LO21:00)

場所:写真集食堂めぐたま
   東京都渋谷区東3−2-7 
   tel /fax 03-6805-1838
   https://megutama.com/
   mail / megutamatokyo@gmail.com

入場無料 ただし、めぐたまで一品とってください。めぐたまは通常営業です。(ただし、貸し切りの時があるので、サイトかお電話でご確認下さい)

ご来場の方に、「ときたまフォーチュンクッキー」1個プレゼント。

イベント
「ときたまのコトバについて語ろう」
4月28日(火) 
20:00〜21:00
飯沢耕太郎(写真評論家、きのこ文学研究家)+ときたま
投げ銭トーク(めぐたまは通常営業です)

息継庵 「ときたまモーニング茶事」
4月29日(水・祝)
8:00〜9:30くらい
息継ぎ庵 石澤彰一
http://blog.goo.ne.jp/ikitugian
3000円(ご飯とお甘とお抹茶付き)
要予約 めぐたままで

「映像onときたま上映」
ときたまのコトバを巡る、コメント映像です。

onときたま24「湯川村」上映 5月3日(日)、9日(日)
onときたま25「ときたまお雛様」上映 5月2日(土)、4(月・祭)、31日(日)
各回とも10:30〜
投げ銭上映(上映後、お時間のある方はめぐたまでランチをご一緒に。1500円。)

「コトバの愛人放談」
5月19日(火)
20:00〜21:00
御厨貴(政治学者・政治史学者)+ときたま
投げ銭トーク(めぐたまは通常営業です)

「即興ライブ 意味のないコトバvs意味のあるコトバ」
5月31日(日)1回目18:00、2回目20:00
ホッピー神山(プロ デュー サー、キーボーディスト)+ときたま
ホッピー神山
http://hoppy.tv

投げ銭ライブ(めぐたまは通常営業です)

*投げ銭のイベントは、予約がなくても入れますが、予約をしていただけると嬉しいです。

関連企画
第3回 身体に美味しい文化講座 沖縄三線と沖縄料理
5月10日(日)
17:00〜
タケシィ(沖縄三線)+ときたま(コトバ)のライブ
5000円(沖縄料理、三年番茶ライブ)
要予約 : ㈱ラサ/畠中 lhasa@titan.ocn.ne.jp  090-4425-4263