「めぐたまキッチン」を始めるにあたって

「めぐたまキッチン」を始めるにあたって

●「めぐたまキッチン」への思い、
●料理上手になる三つのコツ
●めぐたまで使っている素材
●出演者プロフィール(おかどめぐみこ、ときたま)
を書いてみました。思いがいっぱいあって、ちょっと長くなりました。読んでいただければ幸いです。

●めぐたまキッチンとは

【毎日のごはんは楽しく元気に暮らすために大切です】
人は誰でも毎日食べています。食べなきゃ生きてられないもんね。人は毎日のごはん(ごはんといっても米の飯じゃありません。食事のこと。なんか、ごはんという響きが好きなんです)でできています。「たまには、ジャンクもいいけど、毎日のバランスのとれたごはんは、元気に楽しく暮らすためにはとっても大事。」と思っています。 

写真集食堂めぐたまでは、開店以来、毎日食べても飽きない。毎日食べられるお値段のバランスのとれた季節感のある食事を提供してきました。和洋中華なんでもありの、日本のおうちごはんです。
もちろん、出汁やドレッシング、味噌は自家製。「美味しい!これどうやって作るんですか?」と聞かれれば、全ての料理のレシピは公開していました。
節目節目には日本の伝統行事を楽しむ料理をも作ってきました。

【おうちで、めぐたまの「おうちごはん」を食べてほしい】
新型コロナの感染拡大で、外食のチャンスが減っています。めぐたまも、感染拡大を鑑みて、8月いっぱいは長い夏休みをいただくことにしました。9月1日からはイートインの営業を再開します。
STAY HOMEで、TAKE OUTもいいけれど、出来立ての料理が食べたい、いろいろな味のものが食べたい。「やっぱりおうちで作ろう!」と、料理を作るチャンスが増えた方も多いようです。

めぐたまがこれまでお店で作って来た「おうちごはん」、これこそ、おうちで作るのにぴったりのごはんです。皆さんが、毎日、楽しくお料理するお手伝いができたらと思い、「めぐたまキッチン」を始めようと思いました。
でも、映像なんて作ったことがない、、、。どうしよう、、、。
この企画は、ヨガ仲間でもあるindo filmsさんのおかげで実現にこぎつけました。大感謝しています!

ぜひ、「めぐたまキッチン」を見て、おいしそうと思ったら作ってみてください。とにかく3回続けて作ってみてください。3回作ると身につきます。
お料理が初めての方でも、毎日作っているうちに、確実に上手に、早くできるようになります。失敗しても大丈夫。無理のない、気に入ったものからチャレンジしてみてください。

みなさんと、お料理する楽しみ、おいしいものを食べる喜び、を共有できたら嬉しいです。

おかどめぐみこ ときたま

●料理上手になる三つのコツ
めぐたまキッチンの考える三つのコツです。毎回、お伝えしていきたいと思っています。

1「基本を覚える」
「まずは、基本を知ると料理上手になる。基本を自分好みにアレンジしていくのが、料理上手への近道です。なので、めぐたまキッチンでは、毎回、基本をお伝えしていこうと思います。
美味しいには幅があります。その中に入っていれば、いいのです。人それぞれの好みの味があるので。でもともかく、基本を知ることから始めましょう。

2「3回くり返して作ろう!」
手順が身につくと、いちいち、レシピを見ないでも作れるようになる。調理時間が早くなる。そうすると、料理がどんどん楽しくなる。
繰り返して作っていくと、どんどん上手くなる。自信を持って作れる。そうすると美味しくなっていく。

3「料理はエネルギー」
あなたのエネルギーが味に反映されます。
元気に作ると、元気なものが、楽しく作ると、おいしいものができる。
イライラしたり、不安になったときはちょっと一息入れて。
「料理を作るの楽しいな」、「美味しくなーーれ」と作ってね。

「同じレシピでも、作り手によって味が違う。そこが料理の醍醐味」めぐみこ

●めぐたまで使っている素材
・素材を選ぶことは大切。でも、特別なものは使わない。
・基本は添加物の入っていないもの。
・ 新鮮なもの。
・オーガニックはいいけれど、それにはこだわらない。

具体的には、、、
【調味料】 スーパーに売っているものでOK
塩(天然自然塩ならなんでもOK)
醤油(丸大豆醤油、アルコールの入っていないもの)
砂糖(白砂糖または三温糖、そんなに量は使わないので。糖分制限の方は羅漢果)
本みりん・赤酒
(めぐたまでは以前は本みりんを使っていました。2016年に起きた熊本地震の被害にあった瑞鷹株式会社を知人が経営していたので、応援しようと「赤酒」を使い始め、今日に至る。コクがあっておいしいです)
酢 千鳥酢、米酢
油 サラダ油、オリーブオイル、ごま油(純正、太白)

化学調味料、既製品のドレッシングや胡麻和えの素、顆粒だしなどは使わない。

【野菜】 オーガニックにはこだわらない。無農薬栽培の農家からも送ってくるが、近所の毎日ソールドアウトの新鮮な野菜が売りの八百屋さんからも買う。日本各地の友人から、色々送られてくるものも多い。

【米】 千葉の友人がピロール農法で作る無農薬玄米、七分づき白米を使用。ピロール農法とは、光合成を行うらん藻を土の中に繁茂させて農作物を作る農法です。らん藻が二酸化炭素を吸収して酸素を土の中に産み出すことで、土の中の微生物が豊かになり、栄養豊富なお米や野菜が育ちます。

【肉、魚】 素材選びは重要。美味しい素材を選べば、塩だけで美味しい。美味しくない素材だと、うまみ成分を足していかないと美味しくならない。と言って、高い素材は使えない。値段と味のバランスですね。めぐたまでは大山鶏とさわやか豚を使っている。マグロとサケは知人の働く築地(今は豊洲ですね)のお店から直接仕入れている。

【お茶】 三年番茶です。中性のお茶で、消化をたすけ、身体の中の酸とアルカリのバランスを整えてくれる。ほんとんどノンカフェインで、子供から年寄まで、一日中飲める

●出演者

料理する人/めぐみこ(おかどめぐみこ)
子どもの頃から、人にご飯を食べさせるのが大好き。「めぐたまキッチン」では「めぐみこ」のこれまでの長い(笑い)ごはん人生の中から生まれた簡単だけど、手を抜かない美味しいレシピと作り方を紹介します。
編集者などいろいろな職業に就いたあと、赤坂の料亭の女将さんとなる。2005年から上野広小路にごはん屋さん「美味一服 めぐり」のオーナーに。食を中心としたイベントをいろいろ開催。2012年2月末でお店は閉店し、2014年2月に体にも心にも優しい「おうちごはん」を提供する「写真集食堂めぐたま」を開店。

「めぐり」を閉めた時に作ったサイト。お店、料理に対する思いは今と同じです。現在につながっている活動も多いこともわかります。
http://meguriko.com

自称お手伝い、別名食べる人/ときたま
写真集食堂めぐたまの中心メンバー3人のうちの一人。(ちなみに、あとの二人はめぐみこと、ときたまの連れ合いで写真集担当の写真評論家の飯沢耕太郎)企画や広報を担当する。
アーティストとしても活動中。2020年10月に自分で撮った日々のスナップショットをまとめた写真集「たね」出版予定。
https://tokitama.net(只今工事中)

LINEで送る
[`evernote` not found]
Pocket