写真集を語り尽くすの第2弾は、写真家の操上和美さんをゲストにお迎えしました。
写真集食堂めぐたまに並ぶ操上さんの写真集。
机におかれた3冊の真ん中、デジャ=ヴュ創刊号の表紙が操上さんの写真です。
1936年生まれの操上さん。ということは、、、、78歳!!!
本当にいつでもカッコいい!
「写真集を作る時は、企みます。写真の編集の仕方はとても大事です。上手く組めば、写真が生きて来ます」
聞き手の写真評論家・飯沢耕太郎さん。
「デジャ=ヴュの創刊号の表紙でお世話になった25年前から、全然変わられないですね」
「心がけてることは、いつでも感動できる状態に自分をおいておくこと。
自分の感覚さえ衰えなければ、いくつになっても良い写真が撮れると思います」
NORTHERN(2002年、スイッチパブリッシング)は北国の風景をモノクロとカラーで写し出した写真集。「NORTHERN」は、1994年の父親の死をきっかけに、故郷の北海道を集中的に撮影した写真群で、92年と94年のロバート・フランクとの旅の写真も含まれている。中には、トイカメラで撮った写真も。
「1ドルくらいの玩具カメラで撮った写真のほうが、高性能なカメラで撮った写真よりずっとインパクトが出て良くなることがある」(操上さん)。
そして、ご飯。
ドイツソーセージのトルティーヤ巻き。トークが始まる前の木場らを満たす一品。
トークの間にも、キッチンでは着々とおいしそうなものが出来ていきます。
操上和美さん、ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
写真/CAMEL 中森真