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5月15日(金)から17日(日)に、「飯沢耕太郎の写真集千夜一夜」 第4弾配信!

5月15日(金)から17日(日)に、「飯沢耕太郎の写真集千夜一夜」 第4弾配信!

「写真集千夜一夜」は次の週末、5月15日(金)から17日(日)に、第4弾を配信します。
だんだん、配信にも慣れ、観やすくなってきていると思います。
第4弾もぜひぜひご覧ください。

新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言の期間中は、週末の金、土、日曜日に配信を予定しています。

配信を見るのは無料です。いいね、と思ったら投げ銭をお願いします。
めぐたま商店
https://megutamatokyo.stores.jp

なお、第一夜から第九夜の分も、アーカイブさてれていますので、ご覧になれます。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言の間は、アーカイブをご自由にご覧いただけるようにしようと思っています。

詳しくは、一番下に。

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5月15日(金) 21:00
第十夜 アウグスト・ザンダー『時代の肖像(Antlitz der Zeit)』
https://youtu.be/m0QHvdcpARw

5月16日(土) 21:00
第十一夜 川田喜久治『地図』
https://youtu.be/Qbz7oYejJZg

5月17日(日) 21:00
第十二夜 牛腸茂雄『SELF AND OTHERS』
https://youtu.be/kYw_uymyAs4

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*アーカイブ(配信済みの番組)(新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言の期間は無料で見られる予定です)

第一夜 森山大道『にっぽん劇場写真帖』
https://youtu.be/jzlrlWso5l8

第二夜 安井仲治『安井仲治写真作品集』
https://youtu.be/_ZYGtfVmWPM

第三夜 Walker Evans『American Photographs』
https://youtu.be/idKAOTFchw8

第四夜 植田正治『童暦』
https://youtu.be/bncZWjQ8XCo

第五夜 ピーター・ビアード『ジ・エンド・オブ・ザ・ゲーム』/『ダイアリー』
https://youtu.be/Mq7yLDLCHBo

第六夜 奈良原一高『スペイン 偉大なる午後』
https://youtu.be/Uo4ISmdxWpo

第七夜 アンリ・カルティ=ブレッソン『The Decisive Moment(決定的瞬間)』
https://youtu.be/y0Kbi_W_1jM

第八夜 佐内正史『生きている』
https://youtu.be/Xv5fqdtMIYU

第九夜 東松照明『太陽の鉛筆』
https://youtu.be/NZmt3kCghlU
 

「飯沢耕太郎と写真集を読む Vol.7牛腸茂雄の写真集」 講座レポ

すっかり秋も深まり、肌寒くなってきましたね。
月に一度、日曜の朝にじっくりと写真集を読む時間。
10月26日の「飯沢耕太郎と写真集を読む」

第7回の今月のテーマは「牛腸茂雄の写真集」でした。

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これまで、この講座では光画、VIVO、PROVOKEといった写真家たちの活動を紹介してきましたが
今回は1人の写真家にスポットを当てています。

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牛腸茂雄は1946年に新潟県加茂市にて、金物屋の次男として誕生。
小さいころに胸椎カリエスという骨の病気を患い
20歳まで生きられないと宣告されながらも
グラフィック・デザイナーを志して19歳のときに上京しました。

桑沢デザイン研究所に在学中に
写真家であり講師だった大辻清司によって写真の才能を見出されます。
36歳でその短い生涯を終えるまでのおよそ15年間で
『日々』『SELF AND OTHERS』『見慣れた街の中で』の3冊の写真集を残しました。

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飯沢さんのお話を聞きながら、1枚1枚じっくり写真を見て行きます。

こども、友人、家族、街ですれ違う人々を
こまやかに捉えている写真は
病のために送ることができなかった少年時代や何気ない日常を
「願望の自画像」として被写体に投影しているようです。

また、牛腸と被写体という自己と他者の関係だけでなく
写真を見ている私たちも、被写体に自分を重ねてしまうような
不思議なまなざしを感じます。

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写真家について詳しくなると写真のみかたも奥深くなりますね。

今回はいつもより少人数の講座になりましたが
牛腸茂雄の写真が好きな方ばかりだったようでした。
好きな写真を人と共有するのは楽しいですね。

次回のテーマは「鈴木清と自費出版写真集の可能性」です。
みなさまの参加をおまちしています。

11月23日(日)
10:00~11:30
料金 2500円(三年番茶付き)
学生割引 1500円(三年番茶付き)
定員 15名

* お申し込み megutamatokyo@gmail.com
*たまにメールが届かないことがあります。3日以内に返信がない場合、お手数ですが再度メールくださいませ。
*前日、当日のキャンセルは準備の都合がありますので、キャンセル料をいただきます。
*飯沢さんと一緒にランチを食べる方は事前にお申し込みいただけると嬉しいです。
休日ランチ1500円。

写真/文 館野 帆乃花