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7月28日(火)から8月31日(月)まで、長い夏休みをいただきます。

めぐたまは、7月28日(火)から8月31日(月)まで、長い夏休みをいただきます。

めぐたまでは、なかなか収まらない新型コロナウイルスの感染状況を鑑み、8月いっぱい夏休みをいただくことにしました。
9月からの「より楽しく美味しいめぐたま」を目指し、夏休み中に色々準備しようと思っています。

皆様には、ご不便をおかけすることになりますが、何とぞご理解いただきますようにお願いいたします。

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なお、夏休み期間中も、「飯沢耕太郎の写真集千夜一夜」(日曜日の21時からyoutubeめぐたまTVで配信)は毎週配信する予定です。
ライブ配信なので、チャットで参加できます。質問もできます。
無料です。

ぜひ、チャンネル登録をして、お楽しみくださいませ。
これまでの番組もアーカイブで見ることができます。

めぐたまTV
https://www.youtube.com/channel/UCpF3CBtjdI7nGJNSvps54Zg

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8月2日(日)21:00〜
めぐたまTV「飯沢耕太郎の写真集千夜一夜 第二十七夜 第二十八夜 ソール・ライター『アーリー・カラー』」
Saul Leiter, Early Color, Steidl, 2006

配信アドレス
https://youtu.be/OWDsMYY4VHg

詳しくは下記に
https://megutama.com/8004/
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新型コロナの感染が1日も早く収まることを、心から祈っています。
9月にはまた、めぐたまで、お目にかかれることを楽しみに。
みなさま、くれぐれもご自愛くださいませ。

写真集食堂めぐたま
おかどめぐみこ、飯沢耕太郎、ときたま

「飯沢耕太郎の写真集千夜一夜 第二十七夜 ソール・ライター『アーリー・カラー』」

「飯沢耕太郎の写真集千夜一夜 第二十七夜 ソール・ライター『アーリー・カラー』」
Saul Leiter, Early Color, Steidl, 2006

「飯沢耕太郎の写真集千夜一夜」は毎週日曜日の21時から配信しています。
めぐたまTVです。
是非、チャンネル登録をお願いします。
アーカイブもご覧になれます。
配信トラブルにもすぐに対応できます。

めぐたまTV
https://www.youtube.com/channel/UCpF3CBtjdI7nGJNSvps54Zg

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「飯沢耕太郎の写真集千夜一夜 第二十八夜 ソール・ライター『アーリー・カラー』」
Saul Leiter, Early Color, Steidl, 2006

Bunkamuraザ・ミュージアムで「アンコール開催 ニューヨークが生んだ伝説の写真家 永遠のソール・ライター」が開催中のソール・ライターの代表作。2006年に刊行されたこの写真集によって、1980年代にファッション写真の世界から引退して以来、ほとんど忘れられていた彼の写真の世界にふたたび注目が集まった。

2020年8月2日(日)21:00

配信アドレス
https://youtu.be/OWDsMYY4VHg

「アンコール開催 ニューヨークが生んだ伝説の写真家 永遠のソール・ライター」
2020/7/22(水)~9/28(月) *8/18(火)・9/8(火)のみ休館
10:00-18:00(入館は17:30まで)*本展は金・土曜日の夜間開館はございません。

詳しくは下記のBunkamuraのサイトに
https://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/20_saulleiter_encore/

無料(ご覧になって、いいね、と思われたら、めぐたま商店より投げ銭をお願いします)
めぐたま商店
https://megutamatokyo.stores.jp

飯沢耕太郎の写真集を読むvol.46 「ソール・ライター、ふたたび!」イベントレポート

 

1月26日に、2020年最初の「飯沢耕太郎と写真集を読む」を開催しました。この日のテーマは、Bunkamuraザ・ミュージアムで「ニューヨークが生んだ伝説の写真家 永遠のソール・ライター」展が開催されている、写真家・ソール・ライターについて。

薄紅色の傘、1950年代(© Saul Leiter Foundation)

薄紅色の傘、1950年代(© Saul Leiter Foundation)

 

展覧会のコーディネートをした佐藤正子さん(コンタクト)と、ドキュメンタリー映画『写真家ソール・ライター 急がない人生で見つけた13のこと』(監督・撮影:トーマス・リーチ)の買い付け、配給をした大野留美さん(テレビマンユニオン)のおふたりをゲストにお迎えしました。

(左から)飯沢さん、佐藤さん、大野さん

(左から)飯沢さん、佐藤さん、大野さん

 

めぐたまのイベントでソール・ライターを取り上げるのは2回目。前回は2年前の2017年にBunkamuraザ・ミュージアムでソール・ライターの国内初個展が開催された際に、佐藤正子さんとキュレーターのポリーヌ・ヴェルマールさん(ニューヨーク国際写真センター)にお話を伺いました。

2017年のトークイベントのようす

2017年のトークイベントのようす

講座レポート

連続講座「飯沢耕太郎と写真集を読む」 一日『ソール・ライター』DAY

(2017年4月29日開催)

 

 

ソール・ライターは、写真表現においてモノクロームが主流であった1950年代頃から、自身が暮らしているニューヨークのダウンタウン、イーストビレッジを撮り続けます。2006年にドイツの出版社シュタイデルから刊行された1冊の写真集『Early Color』によって、その大胆な構図と豊かな色彩感覚で多くの人を魅了し、一躍脚光を浴びた写真家です。

『Early Color』(2006年)

『Early Color』(2006年)

 

2013年には、ソール・ライターの日常と人生哲学を映した映画『写真家ソール・ライター 急がない人生で見つけた13のこと』がニューヨークで初上映されます。大野留美さんは、日本においてソール・ライターを知る人がほとんどいない状況のなか、日本上映を推し進めました。2015年に日本での上映が実現し、上映期間の延長が決まるほど、映画はヒットします。

映画の予告編

映画の予告編

 

大野さんが、日本でソール・ライター作品を見られる機会があればと思っていた頃、佐藤正子さんは、ソール・ライター財団から日本での展覧会開催の提案をうけ、開催に向けて動き出します。

それが、2年前の2017年にBunkamuraザ・ギャラリーで開催された「ニューヨークが生んだ伝説 写真家ソール・ライター」展でした。写真展では異例の8万5千人を超える観客動員で大ヒットとなります。

大野さんから日本語字幕の翻訳をてがけた柴田元幸さんとのエピソードもお話いただきました

大野さんから日本語字幕の翻訳をてがけた柴田元幸さんとのエピソードもお話いただきました

 

おふたりの尽力によって日本でも有名になったソール・ライター。前回のBunkamuraザ・ミュージアムの展示は、ファッション雑誌での仕事や、浮世絵や絵画の影響など、ソール・ライターの作品の特徴をひも解く展示でした。今回は、前回とは異なる視点で構成されており、調査のなかで新たに発見されたカラーフィルムによるスライドの再現映像や、コンタクトプリントが展示され、妹のデボラや、パートナーのソームズ、というソール・ライターにとって大切な二人の女性を撮った写真を取り上げるなど、ソール・ライターの人生から彼の写真の魅力を知る展覧会となっています。

ソール・ライターのコンタクトプリント

ソール・ライターのコンタクトプリント

 

トークの最後に、おふたりにソール・ライターの人気の理由をお聞きしました。

大野さん

「人気がでると思ったから、としか言えないのですが、7年前に映画をみたときに、日本の人は絶対にこの世界観が好きだと感じました。彼がカラー写真を撮り始めたのが1950年代ということは昭和25年。昭和25年にカラーで、この構図。デジタルカメラのように、撮影した写真をすぐ見ることができないのに、こんな写真を撮っていたということ自体が驚きですし、そういった時の流れを感じさせない普遍性はすごいと思います。」

 

佐藤さん

「とくに若い人が興味を持ってくれていて、写真だけでなく、展覧会会場や図録に掲載したソール・ライターの言葉に敏感に反応しているようでした。将来に期待を持ちづらい時代で、若い人ほど不安を感じやすいと思いますが、ソールの写真は、身の回りに美しい場所や瞬間があることを教えてくれますし、彼の言葉は、“そんなに頑張らなくてよい”と哲学的な言葉をさりげなくかけてくれる。今の日本にソール・ライターの写真が求められているのではないでしょうか。ソールの写真は、『自分も写真を撮りたい』という気持ちにさせてくれる。インスタグラムで誰もが発信できる今、写真の世界の入り口としても、受け入れられているように思います。」

 

トークのあとは、参加者の皆さんと一緒にお昼ご飯を食べ、実際に展覧会も見に行きました。

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次回の開催は、2月23日(日)。

再び大野留美さんをお迎えし、大野さんが買い付けたもうひとつの映画、『世界一美しい本を作る男〜シュタイデルとの旅〜』の上映会を行います。(詳細はこちら

 

文/写真:館野 帆乃花

飯沢耕太郎と写真集を読むvol.29 「一日『ソール・ライター』DAY」講座レポート

 

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2017年4月29日に写真集食堂めぐたまにて開催された「飯沢耕太郎と写真集を読む」。

今回はBunkamura ザ・ミュージアムで開催中の展覧会「ニューヨークが生んだ伝説 写真家ソール・ライター展」に関連して、ソール・ライターの写真世界を覗いていきます。ゲストに、展覧会のキュレーションを担当したポリーヌ・ヴェルマールさん(ニューヨーク国際写真センター)と、コーディネーターの佐藤正子さん(株式会社コンタクト)のお二人をお迎えしました。

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左から飯沢さん、ヴェルマールさん、佐藤さん

イベントが行われた4月29日は展覧会の初日。トークのあとは、参加者の皆さんとソール・ライター展覧会限定メニュー《ファラフェル プレート》でランチをして、展覧会を見に行きました。

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ソール・ライター展限定メニュー《ファラフェル プレート》

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Bunkamura ザ・ミュージアム入り口にて

ウェブマガジンmineでは、2時間にわたるトークイベントの内容をたっぷりご紹介していきます。

記事はこちら→連続講座「飯沢耕太郎と写真集を読む」 一日『ソール・ライター』DAY

【目次】
◆無名の写真家ソール・ライター
◆日本で展覧会が開催されるまで
◆ソール・ライターと日本
◆ソール・ライターの人生観
◆絵画作品、ヌード写真の魅力
◆ロバート・フランクとのつながり

 

(2017年4月29日開催・写真/文 館野 帆乃花)

ソールライター展覧会限定メニューやります!

4月29日から始まる、渋谷のBunkamuraでの「ニューヨークが生んだ伝説 写真家 ソール・ライター展」の期間中、ソール・ライターに因んだめぐたま特製の限定メニューあります。
ぜひ、食べに来てください。

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ファラフェル プレート
ピタパン、ジューイッシュのデトックススープ、タヒーナソース、野菜のマリネ付き
*提供時間:平日は午後2時以降、土日祭日は終日
金額:1,500円(税込)
★「ソール・ライター展」のチケット(半券)提示で100円OFF

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ニューヨークチーズケーキ 
*提供時間:終日
金額:700円(単品)(税込)、1,100円(コーヒーまたは紅茶付き)(税込)
★「ソール・ライター展」のチケット(半券)提示で100円OFF

展覧会について、詳しくは下記に。
彼の言葉とか載っていて、楽しいですよん。
http://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/17_saulleiter

めぐたまでの、ソール・ライター関連イベントは4月29日の「写真集を読む、一日ソール・ライターDAY」です。同展のキュレーションを担当したニューヨーク国際写真センター(ICP)のポーリーヌ・ヴェルマールさんと語り合います。
詳しくは下記に。
https://megutama.com/飯沢耕太郎と写真集を読む%E3%80%80vol-29%E3%80%80一日「ソール・/