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第39回 身体に美味しい文化講座 …タケシィが奏でる沖縄三線の音~沖縄のお正月…

第39回 身体に美味しい文化講座
…タケシィが奏でる沖縄三線の音~沖縄のお正月…
 
沖縄には3回のお正月があることをご存知でしょうか?
年明け1月1日と旧暦のお正月、そして「あの世(ウチナーグチ)」のお正月です。
日本本土のお正月とはちょっと違った沖縄のお正月気分を、タケシイの三線(サンシン)の
メロディーにのせて楽しんでみませんか?
演奏後はいつものお楽しみ、めぐたま店主おかどめぐみこによる沖縄のお正月料理が並びます。
あまり目にする機会の少ない、沖縄のお正月料理の数々をお楽しみいただけたらと思います。

【タケシィ プロフィール】
 沖縄・唄三線奏者  神奈川県小田原市生まれ。
 中央大学法学部卒業後、某一部上場企業に入社し十数年勤務
するも、コンサートで偶然耳にした三線の音色に魅せられ、
 三線や沖縄音楽の素晴しさを伝えるため唄者(うたしゃ)と
 して音楽活動を始めるという異色のキャリアをもっている。
現在は東京を拠点に関東、東海、関西など日本各地で年間
150本ほどのライヴを展開している。
活動の幅は国内にとどまらず中国、台湾、カンボジア、イタリア、
 フランス、イギリス等でのライヴ実績もあり、音楽を通しての
 国際交流に貢献している。

日時 : 2022年1月22日(土) スタート 17:00~(受付 16:30~)
 会費 : 5,500円(演奏と沖縄お正月料理)
  場所 : 恵比寿/写真集食堂 めぐたま 東京都渋谷区東3-2-7 https://megutama.com
 
演奏・唄 : タケシィ
  料理人  : おかどめぐみこ

要予約 : ㈱ラサ/畠中 lhasa@titan.ocn.ne.jp 090-4425-4263
めぐたま  megutamatokyo@gmail.com
メールか電話にてご予約ください。
メールの場合はこちらからの予約完了メールをもってご予約となります。
    【メール予約】(1)お名前 (2)来場人数 (3)緊急時のご連絡先(携帯番号など)
          以上を明記いただき、上記アドレスにご連絡ください

前日・当日のキャンセルは準備の都合上キャンセル料をいただきます。

「第38回 身体に美味しい文化講座 暮らしの記憶☆奄美の泥染め 奄美大島に残る伝統文化映像と奄美料理を楽しみましょう!」レポート

「第38回 身体に美味しい文化講座 暮らしの記憶☆奄美の泥染め 奄美大島に残る伝統文化映像と奄美料理を楽しみましょう!」レポート

2021年11月13日に民族文化映像研究所理事の中川誼美さんを迎えて行われた「第38回 身体に美味しい文化講座 暮らしの記憶☆奄美の泥染め 奄美大島に残る伝統文化映像と奄美料理を楽しみましょう!」の様子のレポートです。


まず初めは、民族文化映像研究所の「奄美の泥染」の映画の上映。
1960年代の素朴な製作工程の貴重な映像です。


映画の後は、中川誼美さんが理事を務められる民族文化映像研究所のお話。
民族文化映像研究所は日本の基層文化を映像で記録する映像制作団体です。
半世紀近い活動から、119本の16mm映画作品と150本余りのビデオ作品が生まれています。
現在は、DVD化した16mm作品を上映用にレンタルしています。

民族文化映像研究所へのお問い合わせ、DVDのレンタルについては
https://twitter.com/mineiken


トークの後は、奄美のごはん。
おかどめぐみこが材料や作り方の説明をします。


もち天


パパイヤの生姜風味漬け


豚骨野菜(ウアンフイネヤセ)


ナーベラー(へちま)のみそ炒め


はんだま(金時草)のいためもの


うりずん(四角豆)のサラダ



鶏飯


舟やき餅


中川さんは年10回、大磯で民族文化映像研究所の映像の上映会を開かれています。
是非、ご参加ください。

中川さん、ご参加いただいた方、ありがとうございました。

次回の
身体に美味しい文化講座は
1月に沖縄三線と沖縄料理の会です。

是非お越しください

第38回 身体に美味しい文化講座 暮らしの記憶☆奄美の泥染め 奄美大島に残る伝統文化映像と奄美料理を楽しみましょう!

第38回 身体に美味しい文化講座
暮らしの記憶☆奄美の泥染
奄美大島に残る伝統文化映像と奄美料理を楽しみましょう!
   

大島紬の名で知られる奄美の泥染め。
その伝統的な手法により自然の力と共に作り上げられて行く泥染めの映像は圧巻です。
1960年代初頭の日本列島に生きる庶民の生活と文化の映像を記録している民族文化映像
研究所のご協力により、近代化してきた現在とはまた一味違った当時の素朴な製作工程の
記録を上映し、民族文化映像研究所理事/中川誼美さんに民族文化のお話をして頂きます。
そして上映とお話しの後はめぐたま店主・おかどめぐみこの手による、青い海と空に囲まれた
奄美大島の島料理を皆様にたっぷりと楽しんでいただきます。
 
日時 : 2021年11月13日(土) スタート 11:00~(受付10:30~)
会費 : 5,500円(映像とお話し&奄美料理)
場所 : 恵比寿/写真集食堂めぐたま  東京都渋谷区東3-2-7 https://megutama.com

お話   : 中川誼美(民族文化映像研究所理事)
  料理人  : おかどめぐみこ

要予約 : ㈱ラサ/畠中 lhasa@titan.ocn.ne.jp 090-4425-4263
めぐたま   megutamatokyo@gmail.com
メールか電話にてご予約ください。
メールの場合はこちらからの予約完了メールをもってご予約となります。
  【メール予約】(1)お名前 (2)来場人数 (3)緊急時のご連絡先(携帯番号など)
        以上を明記いただき、上記アドレスまでご連絡ください。
 
* 前日・当日のキャンセルは準備の都合上キャンセル料をいただきます。

…タケシィが奏でる沖縄三線の音… 今年の月見は沖縄で~沖縄の十五夜

…タケシィが奏でる沖縄三線の音…
今年の月見は沖縄で~沖縄の十五夜
 

沖縄では旧暦8月15日の日に五穀豊穣・子孫繁栄を願って十五夜を祝います。
今年は9月21日が十五夜(ジューグヤ)満月です。 日本本土とはちょっと違った沖縄の
十五夜気分を、沖縄の月にちなんだタケシイの三線(サンシン)のメロディーにのせて楽し
んでみませんか?
演奏後はいつものお楽しみ、めぐたま店主おかどめぐみこによる沖縄の十五夜料理が並びます。
中秋の名月に思いを馳せながら、沖縄の十五夜料理の数々をお楽しみいただけたらと思います。

【タケシィ プロフィール】
 沖縄・唄三線奏者  神奈川県小田原市生まれ。
 中央大学法学部卒業後、某一部上場企業に入社し十数年勤務するも、コンサートで偶然耳にした
三線の音色に魅せられ、三線や沖縄音楽の素晴しさを伝えるため唄者(うたしゃ)として音楽活動
を始めるという異色のキャリアをもっている。
現在は東京を拠点に関東、東海、関西など日本各地で年間150本ほどのライヴを展開している。
活動の幅は国内にとどまらず中国、台湾、カンボジア、イタリア、フランス、イギリス等でのライヴ実績もあり、
音楽を通しての国際交流に貢献している。

日時 : 2021年9月25日(土) スタート 17:00~(受付 16:30~)
 会費 : 5,500円(演奏と沖縄十五夜料理)
  場所 : 恵比寿/写真集食堂 めぐたま 東京都渋谷区東3-2-7 https://megutama.com
 
演奏・唄 : タケシィ
  料理人  : おかどめぐみこ

要予約 : ㈱ラサ/畠中 lhasa@titan.ocn.ne.jp 090-4425-4263
めぐたま  megutamatokyo@gmail.com
メールか電話にてご予約ください。
メールの場合はこちらからの予約完了メールをもってご予約となります。
    【メール予約】(1)お名前 (2)来場人数 (3)緊急時のご連絡先(携帯番号など)
          以上を明記いただき、上記アドレスにご連絡ください

前日・当日のキャンセルは準備の都合上キャンセル料をいただきます。

第37回身体に美味しい文化講座 …森山暁子の浮世絵江戸話し[3]… ☆ぶらり小粋に江戸夏景色☆レポート

【第37回身体に美味しい文化講座 …森山暁子の浮世絵江戸話し[3]… ☆ぶらり小粋に江戸夏景色☆レポート】

2021年7月24日、毎年恒例の森山暁子さんが語る浮世絵で巡る江戸の暮らしの会がひらかれました。

スクリーンに映し出される、夏を描いた浮世絵の数々。
川遊びや、夏らしい食べ物、七夕、虫売り、金魚売り、、、、、。
森山さんの分かりやすく楽しいお話であっという間に時間が過ぎます。


森山さん、今日は雪の輪柄の着物です。暑い時に、冷たい模様が粋です。
帯は宝尽し。

お話の後は、おかどめぐみこ&めぐたまスタッフの作る江戸料理の登場。

*大豆(まめ)のは(枝豆)の味噌煮(料理物語)
「あへもの ただしあくにてゆですちをとりうすにてつきあへ候 青豆 なますいろいろによし」


*夏の凝り(卓袱会席趣向帳)
煮凝りと言えば冬のものだが、江戸では暑さをしのぐため、涼しく見える凝りを寒天を使って夏に食した。
今日はオクラと山芋で凝りを作ってみました。


*まぐろの胡麻醤油かけ(八百善料理通)
まぐろは江戸時代のはじめには下品な魚と言われていて、あまり好まれていなかった。そのため美味しさに気付いたのは貧しい庶民。
でも天保のころ(1831年~1845年)には八百善でもだすようになったと。それでも中心は赤身。トロは大正時代ころまで一般には食されなかった。


*豆腐麺(豆腐百珍)
豆腐とソーメンと小松菜を炒め合わせた、沖縄のソーメンチャンプルのような江戸料理。


*茄子の皮の炒め物
茄子の皮も立派な一品に。『日々徳用倹約料理角力取組』に出てきそうな料理ですがみあたりませんでした。


*蒲焼と白ごはん(八百善料理通)
暑い夏はこれに限ります。実は


*水菓子 すいか(本朝食鑑)
寛永の末ごろ(1640年ごろ)「初めて其種子来り、其後やうやく諸州にひろまる」本朝食鑑に「西瓜を半分に割り、果肉をえぐって砂糖を入れ、暫くおいてから食す」と。江戸近郊では八王子、世田ヶ谷、北沢、亀戸、大森、羽田などが名産地。


*むぎゆ(料理伊呂波庖丁)
江戸後期の風俗を記した『江戸府内風俗従来』には、「夏の夜、麦湯店の出る所、江戸市中諸所にありたり。多きは十店以上、少なきは五、六店に下がらず。大通りにも一、二店ずつ、他の夜店の間にでける。横行燈に「麦湯」とかな文字にてかく。また桜に短尺の画をかき、その短尺にかきしもあり。行燈の本は麦湯の釜・茶碗等あり。その廻りに涼み台を並べたり。紅粉を粧うたる少女湯を汲みて給仕す。」

森山さん、お越しいただいた皆様、ありがとうございました。