カテゴリー別アーカイブ: 催し報告

飯沢耕太郎と写真集を読むvol.31 「6×6判の魔術的世界——ダイアン・アーバス、須田一政、鬼海弘雄、川内倫子」講座レポート

 

2017年9月17日に開催した「飯沢耕太郎と写真集を読む」のレポートを公開しました。今回のテーマは、「6×6判の魔術的世界」。6×6判の写真表現を切り開いたダイアン・アーバスのほか、6×6判を使う日本の代表的な写真家として、須田一政、鬼海弘雄、川内倫子の写真集を読み解いてきました。

 

6センチの幅のフィルムを使用する、ローライフレックスやハッセルブラッドなどの6×6判カメラで撮影された写真は、独特の魅力を備えています。以前は広告写真や報道写真の世界で、縦位置や横位置にトリミングすることを前提に使われていたのですが、1970年代頃からフルサイズでトリミングなしでプリントされることが多くなりました。その真四角のフレームに捉えられた被写体は、奇妙な浮遊感や魔法のような輝きを発しているように感じられます。もしかすると、Instagramのフレームが当初は真四角だったのも、そのことにかかわりがあるかもしれません。今回の「写真集を読む」は、ダイアン・アーバス、須田一政、鬼海弘雄、川内倫子など、6×6判のカメラで撮影する写真家たちの創作の秘密に迫ります。(飯沢耕太郎)

 

ウェブマガジンmineでは、トークイベントの内容をたっぷりご紹介していますので、ぜひご覧ください。

(※対談は有料版となっておりますが、冒頭のみ無料でお読みいただけます)

記事はこちら→連続講座「飯沢耕太郎と写真集を読む」 6×6判の魔術的世界 —ダイアン・アーバス、須田一政、鬼海弘雄、川内倫子


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【目次】
◆6×6判カメラとは
◆6×6判の写真表現のはじまり ―ダイアン・アーバス
◆アーバス以後の日本写真 ―鬼海弘雄
◆日本のアニミズムと6×6判の魔術性 ―須田一政
◆全く異なる2冊の『うたたね』 ―川内倫子
◆6×6判写真と写真家

 

(2017年9月17日開催・写真/文 館野 帆乃花)

飯沢耕太郎と写真集を読むvol.32 「赤々舎の写真集を読む」講座レポート

 

2017年10月15日に開催された「飯沢耕太郎と写真集を読む」。
今回は、2006年に赤々舎を立ち上げ、数々の写真集を世に送り出してきた姫野希美さん(赤々舎代表取締役・ディレクター)をお招きしました。赤々舎の出版・編集のあり方についてさまざまな角度からお話しいただき、いくつかの写真集については写真家とのエピソードも伺いました。

ウェブマガジンmineでは、1万文字を超えるボリュームたっぷりのレポートを掲載しています。

(※対談は有料版となっておりますが、冒頭のみ無料でお読みいただけます)

記事はこちら→連続講座「飯沢耕太郎と写真集を読む」 赤々舎の写真集を読む

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【目次】

◆触れれば切れるような“写真家”という存在
◆赤々舎の赤
◆写真と言葉の関係性
◆写真集のデザイン、本のかたちにするということ
◆写真家は手に負えない
◆思いがけない出会いから

 

【イベントで取り上げた写真集・写真家一覧】

佐内正史『生きている』(1997年・青幻舎)、大橋仁『目のまえのつづき』(1999年・青幻舎)、徐美姫『SEX』(2006年)、志賀理江子『CANARY』(2007年)『カナリア門』(2009年)『螺旋海岸|notebook』(2013年)『螺旋海岸|album』(2013年)、齋藤陽道『感動』(2011年)、アントワーヌ・ダガタ『Anticorps 抗体』(2014年)『赤穴』(2017年)、長島有里枝『SWISS』(2010年)、茂木綾子『travelling tree』(2013年)、林典子『ヤスディの祈り』(2016年)、金山貴宏『While Leaves Are Falling…』(2017年)、津田直『SMOKE LINE』(2008年)、石川竜一『絶景のポリフォニー』(2014年)『okinawan portraits 2010-2012』(2014年)、奥山由之(2017年12月刊行)、李岳凌(2018年1月刊行)

 

(2017年10月15日開催・写真/文 館野 帆乃花)

落語と江戸料理の会4  めぐたま寄席  春風亭一蔵 さんレポート

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落語と江戸料理の会4  めぐたま寄席  春風亭一蔵 さんレポート

12月25日、クリスマスの夜に開かれた春風亭一蔵 さんの落語と江戸料理の会、楽しく終わりました。

第一部は春風亭一蔵さんの落語二席。

第二部はおかどめぐみこさんの作る江戸料理。

一蔵さんがお客様全員の席を回ってくれたので、大盛り上がり!

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*ウエルカム クリスマスおにぎり

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*叩き豆腐
江戸料理の豆腐料理のレシピ集「豆腐百珍」の佳品の部に入っている一品。
焼き豆腐と味噌を包丁でよく叩いて合わせ、つなぎに卵白を入れて、小麦粉をまぶして揚げる。お茶うけにも、酒の肴にもよく合う。
原本は豆腐と味噌を7対3の割合で混ぜるとあるが、昔の豆腐は大きかったのか今の豆腐でこの割合だと塩辛くて食べられない。

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*蒟蒻のみぞれ煮 
江戸時代後期の料理本「素人包丁」より。
蒟蒻は医薬品として中国から伝来、「お腹の砂下ろし」と呼ばれて、大掃除の後や冬至、節分などに、毒をさらい体内を清めることを目的に食べられていました。体が芯から温まります。

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*鳴き卵
江戸時代後期の料理本「素人包丁」より。
茹で卵を乾煎りするとき、キューキューと鳴くのと、辛くてうまくて泣けてくるので、この名前がついたのだろうか。同じ料理法を蒟蒻でもやったようです。

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*鶏のオランダ煮
江戸時代の料理書「新撰包丁梯」(杉野駁華(すぎのばくか)より。
オランダ煮は油で炒めたり揚げたりした後に、味をつけて煮る料理法。
江戸時代にオランダ貿易を通じて伝わったと言われています。

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*蓮根胡桃味噌
江戸時代のレシピの載っている料理本「料理伊呂波包丁」より。
食用蓮根は鎌倉時代に中国から伝来。
その効能もさることながら、穴から「見通しがきく」ということで正月などの縁起物として欠かせません。
来年を見通していただこうとご用意しました。
胡桃のアンチエイジング効果とデトックス効果のある蓮根の完璧な組み合わせです。

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*煮干しの炒め
根深汁の出汁をとった後の煮干しと、根深葱の青いところも一緒に炒め、醤油で煎り付ける。
捨てるところのない、江戸倹約料理。

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*根深汁 (『剣客商売』1「女武芸者」より)
秋山大治郎の好物。ネギだけの質素な味噌汁だが、地中深く伸びる葱は白く甘みがある。

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*生姜ごはん

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*大根の漬物

落語と江戸料理の会 5 めぐたま寄席 入船亭小辰さん

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落語と江戸料理の会 5
めぐたま寄席
入船亭小辰

5回目を迎えるめぐたま寄席は
2回目にも登場して、大好評だった入船亭小辰さん。
写真集に囲まれた高座での一席はこじんまりとした空間。
めぐたまがやるからには、もちろんご飯付き。
落語は江戸時代の日本で成立し、
現在まで伝承されている伝統的な話芸。
だから、江戸料理です。
めぐたまで進化し続ける小辰さんの一席と
江戸料理のひと時をお楽しみください。

*4回の様子を知りたい方は下記に。
http://megutama.com/落語と江戸料理の会4%E3%80%80-めぐたま寄席-%E3%80%80春風亭-2/

3月16日(金)
19:00開演 18:30開場

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落語:入船亭小辰

江戸料理:おかどめぐみこ

会費:4500円
(落語とご飯。ドリンク別/定員30名/全席自由)

場所:写真集食堂めぐたま
渋谷区東3−2−7 1F 恵比寿駅 徒歩7分 
03-6805-1838

予約・問い合わせ:めぐたま 
megutamatokyo@gmail.com
03-6805-1838

サイトウマサミツの「あなたをスケッチします」レポート

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サイトウマサミツの「あなたをスケッチします」レポート

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人気絵本作家、イラストレーターのサイトウマサミツさんが、みなさんの楽しいひとときを、目の前でスケッチする企画の1日目、終了しました。

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サイトウさんが描いたバックやTシャツも売っています。

明日も17:00から21:00までやっています。
ぜひお越しください。

11月19日(日)17:00 〜21:00

「スケッチ」
スケッチA:ポストカードサイズ 500円
スケッチB:B5サイズ 1,000円

「スケッチトート」
トートA(36cm×35cm×8cm)4.000円
トートB(28cm×25cm×5cm / 持ち手部分本革)4.000円

*めぐたまは食堂ですので、一品ご注文お願いします。(定食、コーヒー、ソフト、お酒、一品料理などあります)

やさしいヨガとヨガランチの会レポート

IMG_2651やさしいヨガとヨガランチの会レポート

11月11日(土)に行われたやさしいヨガとヨガランチの会、無事に終了しました。

当日は、Dya Singh (秋山 欣也)さんによる椅子に座ってのヨガをやりました。
Dya Singh (秋山 欣也)さん
詳しくは下記に。
http://3hojapan.info

椅子に座る形だと、床に座るより、場所をとりません。
自宅でもオフィスでも、どこでも椅子さえあれば行えるのも良いところです。
また、足が悪くて、床に座りにくい人にも向いています。

今回は分泌腺のバランスを保ち、神経組織を強化するヨガです。
呼吸法とエクササイズ。
上半身だけを動かしていても、結構運動量があり、暑くなります。

テロメアをのばす瞑想も、11分間行いました。

そして、ヨガランチ。
クンダリーニヨガでは様々な豆や米、ナッツや野菜、ハーブを使った体に良い料理や飲み物のレシピが伝えられています。その中から、いくつかをおかどめぐみこが作りました。

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ソリスティスープ
精神のバランスをとる力を高めるスープ。

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マングビーンズ&ライス
栄養のバランスが取れたマングビーンズ(緑豆)と米の料理。ヨガの後に、よく食べられる。

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ポテンとポテト
ヨガの伝統料理。エネルギーが高まります。

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ゴールデンミルク 
ヨガで関節の潤滑油と言われるターメリックとミルクを合わせた温かい飲み物。

飯沢耕太郎と写真集を読むvol.30 「木村伊兵衛と土門拳」講座レポート

2017年6月25日に「飯沢耕太郎と写真集を読む」を開催しました。
5000冊を超える写真集がずらりと並ぶ店内。写真家のことや時代背景を知ることで、写真集をもっと深く味わってほしいとはじめたこのイベントも30回目を迎えました。

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今回のテーマは、「木村伊兵衛と土門拳」。彼らの名前は、木村伊兵衛写真賞や土門拳賞という言葉で耳にすることはあっても、どんな写真家でどのような作品を残したのかは意外と知られていません。戦前から名を馳せ、同時代に活躍しながら全く対照的だった2人の写真世界を、代表的な写真集から読み解いていきました。

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2人の写真を見比べるということは、なかなかできない体験。ウェブマガジンmineでは、トークイベントの内容をたっぷりご紹介していますので、ぜひご覧ください。
(※対談は有料版となっておりますが、冒頭のみ無料でお読みいただけます)

記事はこちら→連続講座「飯沢耕太郎と写真集を読む」 木村伊兵衛と土門拳

【目次】
◆2枚の写真 —「木村伊兵衛と土門拳展」
◆木村伊兵衛、ライカとの出会い
◆拡散型のスナップショット —『JAPAN THROUGH A LEIKA』
◆戦争と写真 —『FRONT』
◆戦後、<秋田>シリーズへ
◆木村伊兵衛のカラー —『木村伊兵衛外遊作品集』
◆タテ位置1000回、土門拳の修行時代
◆一点凝視の土門のまなざし —『風貌』
◆絶対非演出の絶対スナップ
◆リアリズム写真運動の高まり —『ヒロシマ』
◆100円写真集 —『筑豊のこどもたち』
◆不自由な体で成し遂げた大作 —『古寺巡礼』
◆日本写真のなかの木村伊兵衛と土門拳

 

 

(2017年6月25日開催・写真/文 館野 帆乃花)

「写真集を語り尽くす Vol.11 百々俊二さんの写真家魂!」レポート

 

2017年7月9日に開催された「飯沢耕太郎と写真集を語り尽くす」

今回は、ゲストに写真家の百々俊二さんと、百々さんの長男で写真家の百々新(あらた)さんをお迎えしました。百々さんは写真家一家で、二人の息子、新さんと武さんも写真家。今年の夏には、浜松町にあるGallery916で、写真家としての50年間の軌跡をたどる大展覧会も開かれました。

百々俊二さんの写真集のなかから代表作を取り上げ、百々さんの写真家人生をたどっていきます。新さんのデビュー作『上海の流儀』と第38回木村伊兵衛写真賞を受賞した『対岸』についてもお話いただきました。

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左から百々俊二さん、飯沢耕太郎さん、百々新さん

 

ウェブマガジンmineでは、2時間にわたるトークイベントの内容をたっぷり紹介しています。
(※記事は有料版となっておりますが、冒頭のみ無料でお読みいただけます)

記事はこちら
特別講座「写真集を語り尽くす ―百々俊二さんの写真家魂!」(ゲスト/写真家・百々俊二さん、百々新さん)

【目次】
◆『遙かなる地平 1968-1977』(2012年)
◆『新世界むかしも今も』(1986年)
◆『楽土・紀伊半島』(1995年)、『千年楽土』(1999年)
◆『大阪』(2010年)
◆『日本海』(2014年)
◆百々新『上海の流儀』(1999年)
◆百々新『対岸』(2012年)
◆これから

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イベントのあとは百々俊二さん、新さんを囲み「大阪なご飯の会」を開きました。そのようすは、写真集食堂めぐたまのサイトでレポートしていますので、こちらも合わせてご覧ください。

大阪なご飯の会レポート

 

(2017年7月9日開催・写真/文 館野 帆乃花)

落語と江戸料理の会 めぐたま寄席 第三回 柳亭市弥 さんレポート

落語と江戸料理の会 めぐたま寄席 第三回 柳亭市弥 さんレポート

2017年10月6日に行われた落語と江戸料理の会、たくさんの方に参加していただき、楽しく美味しく終了しました。

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めぐたま恒例ウエルカムおにぎり。
今回は紫蘇の実のおにぎり。

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初めに、柳亭市弥さんの落語二題。

そして、江戸料理。

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*鹿子豆腐 
  江戸時代の料理書「豆腐百珍」の中に奇品として登場する。
  「(豆腐の)水気をしぼり、よくすりて、煮すごさぬよろしき煮加減の小豆を、まぜ合わせ、よきほどにとりて、蒸す也。其の上の調和は、好みにまかすべし。」とある。

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*芋膾(いもなます) 
 池波正太郎の「鬼平犯科帳5 兇賊」で鬼平が気に入った一品。
里芋と刺身の組み合わせに酢が効いていて、乙な味です。

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*椎茸の佃煮
椎茸栽培の最古の技術書「温故斎五瑞編」に載っているに、椎茸は江戸時代中期から人工栽培されていました。世界最古です。
椎茸の佃煮は「茶湯献立指南」では茶席の料理や茶菓子としても供されると書かれています。
江戸の健康食品でした。

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*青物と菊の花のしたしもの
江戸の料理書『年中番莱録』に「胡麻しやうゆ したしもの 上品なり」と書かれています。

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*奈良茶飯 
日本外食の元祖。
もともと奈良の東大寺や興福寺の僧たちが食べていたもの。
明暦 の大火(1657年)のあと普請のため地方からやってきたたくさんの人足のおなかを満たすために、この奈良茶飯が供された。
豆腐の味噌汁と、奈良漬とセットで、供された。

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*豆腐とわかめの江戸漉し味噌汁と奈良漬
「本朝食鑑」には「味噌はわが国で毎日用いる汁」であり「一日もなくてはならぬもの」とある。

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*焼き柿 
江戸時代の定番デザート。
今の柿は品種改良されていてかなり甘いので、そのままで食べて美味しいのですが、江戸時代の柿は甘みが少なく固かったので、焼いて食べました。
焼いた後に煮切りみりんをかけると、より江戸風になります。

次回は12月25日19:00より。
ご飯と落語を楽しめて4500円です。
詳しくは下記に。
http://megutama.com/落語と江戸料理の会4%E3%80%80-めぐたま寄席-%E3%80%80春風亭一/

シコアサイズとちゃんこの会 10レポート

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シコアサイズとちゃんこの会 10レポート

2017年10月7日行われたシコアサイズとちゃんこの会10、汗かいて、美味しいちゃんこ食べて過ごしました。

まずは、内田英利さんと一緒に、シコアサイズ。
膝の開き方がポイントです。

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しっかり汗をかいた後は、お待ちかねのちゃんこ。

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予定ではカレーちゃんこでしたが、昨日の江戸料理で使ったカンパチのアラがあったので、急遽
めぐたま部屋のカンパチのアラ炊きちゃんこに変更。
手作りポン酢でさっぱりといただきました。
でも、お腹はいっぱいです。

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ごちそうさま!

次回は1月18日(土)です。
詳しくは
https://www.facebook.com/events/138356486907656/?acontext=%7B%22source%22%3A5%2C%22page_id_source%22%3A362926913824879%2C%22action_history%22%3A[%7B%22surface%22%3A%22page%22%2C%22mechanism%22%3A%22main_list%22%2C%22extra_data%22%3A%22%7B%5C%22page_id%5C%22%3A362926913824879%2C%5C%22tour_id%5C%22%3Anull%7D%22%7D]%2C%22has_source%22%3Atrue%7D