月別アーカイブ: 2016年6月

土田ヒロミさん達を迎えて ラ・ガシイ写真フェスティバルの話を聞く会

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土田ヒロミさん達を迎えて
ラ・ガシイ写真フェスティバルの話を聞く会

ラ・ガシイ写真フェスティバル(FESTIVAL PHOTO LA GACILLY)は、フランス ブルターニュ地方にある人口3000人弱の小さな町、ラ・ガシイで開催。今年で13回目を数えます。6月1日から9月30日というバカンス シーズンに 開かれる野外フォトフェスティバルには、毎年、30万人もの観客が集ります。

日本ではほとんど知られていませんが、素晴らしい屋外展示と、ホスピタリティあふれる写真フェスティバルです。
http://www.festivalphoto-lagacilly.com/

今年のテーマが「日本」と「海」。
日本関係の参加は以下の方々です。

新井卓
http://www.takashiarai.com/
植田正治
http://www.japro.com/ueda/
小原一真
http://kazumaobara.com/
大山行男
http://ohyamayukio.jp/
MIHO KAJIOKA
http://mihokajioka.com/
KIIRO
http://www.iwahada.com/
古賀絵里子
http://kogaeriko.com/
田沼武能(公式HPなし)
土田ヒロミ
http://www.hiromi-t.com/menu.php
西野壮平
http://www.soheinishino.com/jp/
深田志穂
http://www.shihofukada.com/index
水谷吉法
http://www.yoshinori-mizutani.com/
MOTOKI
http://www.k-motoki.com/
ルシール・レイボーズ(公式HPなし)

古写真
 フランス国立ギメ東洋美術館
 東京大学総合研究博物館、リヨン大学

現地に行って来た写真家、関係者のみなさんに集っていただき、緊急報告会を開くことになりました。フランスでの日本の写真の反応、展示の様子など、いろいろ伺いたいと思います。

ぜひ、お集りください。

7月16日(土)
15:00~17:00

2500円(シードルとガレット・ブルトンヌ(ブルターニュ地方の伝統焼き菓子)付き)

ゲスト
土田ヒロミさん(写真家)
http://www.hiromi-t.com/menu.php
MOTOKIさん (写真家)
http://www.shihofukada.com/index
http://www.k-motoki.com/
深田志穂さん(写真家)

増谷寛さん(植田正治事務所)
http://www.shojiueda.com/jp/

聞き手:飯沢耕太郎さん(写真評論家)

* お申し込み megutamatokyo@gmail.com

*たまにメールが届かないことがあります。3日以内に返信がない場合、お手数ですが再度メールくださいませ。

*前日、当日のキャンセルは準備の都合がありますので、キャンセル料をいただきます。

「飯沢耕太郎と写真集を読むvol.23 ウォーカー・エヴァンズ『アメリカン・フォトグラフス』を読む」講座レポ

 

6月19日の日曜日、連続講座の「飯沢耕太郎と写真集を読む」が開催されました。

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「写真集食堂 めぐたま」はその名の通り、写真集と美味しいごはんを味わうことのできる場所です。

5000冊もの写真集がずらりと並ぶ店内。

めぐたまに訪れたことのある人なら、あまりの写真集の多さに「どれを読めばいいのだろう?」と悩んだこともあるのではないでしょうか。

また「行ってみたいけど写真に詳しくないし……」と思っている方もこのブログを読んでくださっているかもしれませんね。

もちろん自由に手に取り、自由に読んでもらいたいのですが、写真集は写真家のことや時代背景を知ることで、ぐっと味わい深いものになることもあります。この連続講座は、そんな「写真集の味わい方」を本の持ち主であり、写真評論家の飯沢さんがじっくりとお話をするイベントです。
(これまでの講座の様子はこちら

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23回目となる今回は、ウォーカー・エヴァンズの写真集『アメリカン・フォトグラフス』を取りあげました。

『アメリカン・フォトグラフス』は“1930年代のアメリカ”を写した一冊であり、世界ではじめて、言葉に頼ることなく“写真だけ”で物語を紡いだ一冊と言われています。

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1938年、まだニューヨーク近代美術館に写真部門がなかった頃、写真を新しい芸術のジャンルとして育てようと、キュレーターたちが初の個展に選んだ写真家がウォーカー・エヴァンズでした。

写真集『アメリカン・フォトグラフス』は同名の展覧会のカタログとして出されたものですが、展示内容とは写真の点数もセレクトも異なり、写真をみせる順番も全く違ったものに仕上がっています。

複数の作品が1つの空間に並ぶ展覧会と、ページを1枚1枚めくりながら作品と向き合う写真集。

展覧会と写真集では写真との出会い方がそれぞれ異なるため、本作はその違いを意識的に取り扱った写真集としても、のちの写真の歴史に大きな影響を与えました。

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ウォーカー・エヴァンズが捉えた1930年代のアメリカは、1929年のウォール街での株価大暴落に始まった不況が続く、とても暗い時代でした。

そんな時代を生きる人々や建物、そして都市をウォーカー・エヴァンズは大判カメラから小型カメラまで、さまざまなカメラを使い分け、まるで眼を取り替えるようにして撮り方を変えていくことで、写真家として、深いメッセージを織りこみながらも、1つの時代を客観的に写しています。写真からは貧しくともひたむきに生きる人々への敬意と、軍人や資本家といった支配層への嫌悪感が感じられます。

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飯沢さんは、『アメリカン・フォトグラフス』は写真を通じて「何か」を語り、「写真とは何か」を語ったはじめての写真集であり、はじめてにしてピークとも言える一冊と言っていました。

どれを手に取るか迷った時は、『アメリカン・フォトグラフス』を読んでみてはいかがでしょうか。

 

次回は19世紀のイギリスを代表する女性写真家、ジュリア・マーガレット・キャメロンがテーマです。めぐたまで写真集とランチを味わった後に、三菱一号館美術館で展覧会を鑑賞するというスペシャル企画になっています。

1人の写真家の写真集と展覧会が同時に楽しむことのできるこの機会、ぜひご参加ください。

 

【次回講座のごあんない】

飯沢耕太郎と写真集を読む 特別編
「トークと鑑賞で一日キャメロンDAY」

7月17日(日)
10時〜14時30分頃

参加費:4000円
レクチャーとお昼ごはんとキャメロン展(三菱一号館美術館)見学(チケットつき)

10時から11時30分……トーク(めぐたま)
11時30分から12時30分……ご飯(めぐたま)
12時30分から13時30分……移動(恵比寿〜東京)
13時30分から……三菱一号館美術館「ジュリア・マーガレット・キャメロン展」見学(東京・丸の内)

* お申し込み megutamatokyo@gmail.com

*見学後、ご希望方は三菱一号館1階のカフェ1894で飯沢さんとお茶しましょう(別料金です)。

*恵比寿〜東京駅の交通費は各自ご負担ください。

*たまにメールが届かないことがあります。3日以内に返信がない場合、お手数ですが再度メールくださいませ。

*前日、当日のキャンセルは準備の都合がありますので、キャンセル料をいただきます。

 

 

写真/文 館野帆乃花

 

写真集を読む 特別編 トークと鑑賞で一日キャメロンDAY

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写真/ジュリア・マーガレット・キャメロン
《ベアトリーチェ》 1866年
©Victoria and Albert Museum, London

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ジュリア・マーガレット・キャメロン
《五月祭》 1866年頃
©Victoria and Albert Museum, London

写真集を読む 特別編 トークと鑑賞で一日キャメロンDAY

ジュリア・マーガレット・キャメロン(1815〜79年)は、19世紀のイギリスを代表する女性写真家です。

ジュリア・マーガレット・キャメロン展のサイト
http://mimt.jp/cameron/

48歳の誕生日に娘夫婦からカメラを贈られ、「美への憧れ」を満たす手段として作品制作に没頭しました。
その大胆でロマンチックなポートレートや演出写真は、写真史に残る名作として高く評価されています。

今回の展示は、ロンドンのヴィクトリア・アンド・アルバート博物館が所蔵しているヴィンテージ・プリント約100点によるもので、おそらく日本では二度とみることがで
きない貴重な作品ぞろいです。

今回は写真集食堂でのレクチャーとランチ後に、三菱一号館美術館で展覧会を鑑賞するというスペシャル企画!ぜひ足をお運びください。
飯沢耕太郎(写真評論家)

7月17日(日)

10時〜2時30分頃

4000円
レクチャーとお昼ごはんとキャメロン展(三菱一号館美術館)見学(チケットつき)

10時から11時30分 トーク めぐたま
11時30分から12時30分 時 ご飯 (めぐたま)
12時30分から1時30分 移動(恵比寿〜東京)
1時30分から 「ジュリア・マーガレット・キャメロン展」(三菱一号館美術館)見学 (東京・丸の内)

* お申し込み megutamatokyo@gmail.com

*見学後、ご希望方は三菱一号館1階のカフェ1894で飯沢さんとお茶しましょう。(別料金です)
*恵比寿〜東京駅の交通費は各自ご負担ください

*たまにメールが届かないことがあります。3日以内に返信がない場合、お手数ですが再度メールくださいませ。

*前日、当日のキャンセルは準備の都合がありますので、キャンセル料をいただきます。

第10回身体に美味しい文化講座 …江戸東京野菜を食す… 暑~い夏を江戸東京野菜のパワーで乗り切ろう!

第10回身体に美味しい文化講座 …江戸東京野菜を食す… 暑~い夏を江戸東京野菜のパワーで乗り切ろう!

江戸東京野菜は江戸時代に東京やその近郊で生まれ、伝統的に栽培されて参りました。 明治以降も東京やその近郊では多くの在来種が栽培されて来ましたが、昭和30年代以降 農地の宅地化や、規格化された野菜を作りやすいF1種(一代交配種)への転換などの影響で伝統野菜の生産量は激減しています。

近頃、もはや幻となってしまった品種を復活させる動きが出て参りました。 江戸の食文化を今に伝える伝統野菜を後世に残そうという機運が高まり、現在では約40種の野菜が「江戸東京野菜」として復活しています。 まだまだ流通していない品種も多い貴重な野菜の様々なお話を、編集者で江戸東京野菜コンシェルジュの資格を持つ高秀章子さんに解り易く語っていただきます。

私たちの身近でとれる在来種のパワー溢れる食材を使って、おかどめぐみこが腕をふるいます。 谷中生姜・寺島茄子など江戸東京野菜と食材で作る江戸料理の数々を、たっぷりとお楽しみにいらして下さい。

日時 : 2016年7月2日(土) スタート11:00(受付10:30~)
会費 : 5,000円
場所 : 恵比寿/写真集食堂 めぐたま
      東京都渋谷区東3-2-7
      https://megutama.com/
定員 : 40名

要予約 : ㈱ラサ/畠中 lhasa@titan.ocn.ne.jp
090-4425-4263
めぐたま  megutamatokyo@gmail.com
前日・当日のキャンセルは準備の都合上キャンセル料をいただきます。

江戸の時代からやって来た、東京の美味しい味を楽しんでいただけます。

宮川隆のサイエンスカフェ17 「賢い患者学2016」

宮川隆のサイエンスカフェ17 「賢い患者学2016」

画期的な抗がん剤ができて,ガンでは死ななくなった?
サプリってほんとうに効くんだろうか?
いろいろな治療法があるので、どれを選んだらいいの?

4月に歴史上最大の診療報酬改定、詳しく知らないと患者は損をする?
保険診療と自由診療を合わせた混合診療のあり方も変わった?

などなど、、、、。

賢い患者になるために知っておきたい医療を巡るのさまざまなトピックを、宮川隆さんに分かりやすく話していただきます。

質問は、ご飯タイムに何なりと。

6月26日(日) 10:00〜13:00
3500円 (お話と一汁三菜ランチ付)

<講師情報>
宮川 隆(みやがわ りゅう)名古屋市立大学薬学部卒業、南カリフォルニア大学(USC)国際薬学臨床研修修了、東京大学大学院理学系研究科修了
薬剤師、理学博士のほか10種類くらいの資格を持つ。
現在は、東京大学大学院医学系研究科 人体病理学教室 特任助教、環境省「原子力災害影響調査等事業」メンバー、日本アイソトープ協会 放射線取扱主任者講習・作業環境測定士講習講師、リクルートメディカルキャリアコラム執筆など
本業の合間に、わかりやすくサイエンスを伝える活動に力をいれている。

* お申し込み megutamatokyo@gmail.com

*たまにメールが届かないことがあります。3日以内に返信がない場合、お手数ですが再度メールくださいませ。

*前日、当日のキャンセルは準備の都合がありますので、キャンセル料をいただきます。