月別アーカイブ: 2014年5月

乾久美子×真壁智治 ザ・カワイイヴィジョン クロストーク 第1回 「小さな風景からの学び」

ザ・カワイイヴィジョン クロストーク 

第1回 「小さな風景からの学び」

乾久美子×真壁智治

『ザ・カワイイヴィジョンab』(発行・VNC 発売・鹿島出版会)刊行記念として
第1回は、建築家・乾久美子さんをゲストにお招きし、ザ・カワイイヴィジョンの世界を優しく、深く、そして確かなものとして語り合います。
乾さんの近著『小さな風景からの学び』(TOTO出版)を絡めながらのクロストークは、小さな場所やささやかな振舞いの中にあるサービスの風景の断片に日常の豊かさに気づかせてくれるでしょう。

20100911_顔写真_加藤孝司撮影_小
乾 久美子(いぬい・くみこ)
1969年大阪府生まれ。1992年東京藝術大学美術学部建築科卒業、1996年イエール大学大学院建築学部修了。1996~2000年青木淳建築計画事務所勤務を経て、2000年乾久美子建築設計事務所を設立。2000~2001年東京藝術大学美術学部建築科常勤助手、2011年より東京藝術大学美術学部建築科准教授に就任。主な作品に「アパートメント1」(2007年竣工/2008年新建築賞)、「フラワーショップH」(2009年竣工/2010年日本建築士会連合会賞優秀賞、2010年グッドデザイン金賞、2011年JIA新人賞、2012年BCS賞)。

真壁智治氏
真壁智治(まかべ・ともはる)
1943年生まれ。プロジェクトプランナー。武蔵野美術大学造形学部建築学科卒業。東京藝術大学大学院美術研究科建築専攻修了。同大学助手を経てプロジェクトプランニングオフィス「M.T.VISIONS」主宰。<建てない建築家>を標榜し、広汎な知己力と旺盛な構想力を駆使して、戦略的視点に立つ都市・建築・住宅分野のプロジェクトに取り組んできた。2000年より、都市・建築を「伝える」、「論じる」、「表す」、「現す」ことに専心。時代の大きな変動に向き合い、<建てない建築家>の真骨頂を発揮していく。家を伝える本シリーズ「くうねるところにすむところ」で第2回芦原義信賞を受賞(2006年)。近年、カワイイデザイン研究に力を注ぐ。主な著書に、『アーバン・フロッタージュ』(住まいの図書館出版)、『感応』(用美社)、『感性工作者の日常発想』(三省堂書店)、『家のワークショップ』(ワールドフォトプレス)、『これからのくらしとあかり』(エクスナレッジ)、『カワイイパラダイムデザイン研究』(平凡社)、『ザ・カワイイヴィジョンab』(鹿島出版会)などがある。

6月8日(日)
10:00〜11:30
料金 1500円(三年番茶付き)
定員 20名

場所 めぐたま

* お申し込み 
株式会社VNC 荒/今井
〒171-0043東京都豊島区要町2-14-15宮本ビル501号
TEL:03-5926-7624
FAX:03-5926-7625
メール:vnc_a@t.toshima.ne.jp

植木ももこ「梅雨に備える食養生」レポート

植木ももこの女性のための季節の養生塾2回目、梅雨に備える食養生が5月22日開かれました。

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国際中医師であり薬膳管理師、管理栄養士の植木ももこさん。
植木ももこさんのサイト
http://www.peachtreekitchen.jp/

6月は梅雨の季節じめじめと蒸し暑いと思えば梅雨寒の日もあり、体調のコントロールがむずかいし季節です。
梅雨どくとくのじめじめした気候は薬膳では「湿邪」といわれる湿気が問題です。
湿気が多いと内臓の脾、胃の働きが悪くなり、むくみを起こしたり、また、寒さが加わると関節が痛んだりします。
 
梅雨に向かう今回の養生塾は、湿を取り除き、脾胃の働きをよくする薬膳のお話です。

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今回は、ハトムギ入りあゆの炊き込みピラフを目の前でつくります。

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豪快に鮎が並んだピラフの出来上がり。

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鶏肉のソティー シソ風味

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山菜のサラダ。
こごみ、しどけがはいっています。

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トウモロコシとハマグリのスープ。

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オレンジのマリネ。
サクランボものって入っています。
上にのっているのが、めぐたま育てているミント。

次は7月24日木曜日。
10:30から。
お得な5000円。

夏バテを防ぐ養生食です。
元気に夏を乗り切る為の知恵と、おいしいご飯!
お待ちしています。
お申し込みは
めぐたままで。

連続講座「飯沢耕太郎と写真集を読む」Vol.3 光画を読む!講座レポ

月に1度の恒例イベント「飯沢耕太郎と写真集を読む」第3回が5月11日に開催されました。

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今回は飛び入り参加のお客さまがいらして大盛況!
初回から来てくれている常連のお客さまもたくさんいらっしゃいます。

第3回のテーマは〈光画を読む〉
『光画』とは1932年から全18巻刊行された写真雑誌。
写真家の野島康三、中村岩太、木村伊兵衛、
そして写真評論家の伊奈信夫によってつくられました。
伊奈はこの雑誌で「芸術写真と絶縁せよ」とうたい
日本写真論の金字塔を打ち建てました。

写真2
こちらは、とっても貴重な原本。
『光画』は日本の新興写真を代表する写真雑誌です。
今回は贅沢にも、全巻じっくりと鑑賞していきました。

「新興写真」については前回の講座
Vol.2〈日本の戦前の写真〉で紹介されています!

写真3
みなさんとても真剣!
そして、なんと言っても、飯沢さんが一番楽しそうなんです。
飯沢さんの写真を愛する気持ちが伝わって来て
聞いている私たちも一緒に写真集を楽しむことができますね。

写真4
その楽しそうな雰囲気に
オーナーのおかどさんも覗きにきました。

講座も終盤に差しかかると
キッチンからはおいしそうなごはんのにおい・・・。
日曜の朝からこんな時間を過ごすのも素敵ですね。

次回は6月22日(日)
テーマは〈グラビア印刷の黄金時代〉です。
●時間:10:00〜11:30
●料金:2500円(三年番茶付き)
学生割引 1500円(三年番茶付き)
●定員15名
●お申し込み megutamatokyo@gmail.com
*たまにメールが届かないことがあります。3日以内に返信がない場合、お手数ですが再度メールくださいませ。
*前日、当日のキャンセルは準備の都合がありますので、キャンセル料をいただきます。ご了承ください。
*飯沢さんと一緒にランチを食べる方は事前にお申し込みいただけると嬉しいです。
休日ランチ1500円。

次回は、グラビア印刷を用いた1950年代の写真集を紹介していきます。
「グラビア印刷って何?」という方もぜひ参加してみてください。
飯沢さんがじっくりわかりやすくお話してくれるはず!

みなさまのご参加を心よりお待ちしております。

お申し込みは下記に。
megutamatokyo@gmail.com

写真/文  館野帆乃花

操上和美さん「写真集を語り尽くす2」レポート

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写真集を語り尽くすの第2弾は、写真家の操上和美さんをゲストにお迎えしました。

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写真集食堂めぐたまに並ぶ操上さんの写真集。
机におかれた3冊の真ん中、デジャ=ヴュ創刊号の表紙が操上さんの写真です。

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1936年生まれの操上さん。ということは、、、、78歳!!!
本当にいつでもカッコいい!
「写真集を作る時は、企みます。写真の編集の仕方はとても大事です。上手く組めば、写真が生きて来ます」

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聞き手の写真評論家・飯沢耕太郎さん。
「デジャ=ヴュの創刊号の表紙でお世話になった25年前から、全然変わられないですね」

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「心がけてることは、いつでも感動できる状態に自分をおいておくこと。
自分の感覚さえ衰えなければ、いくつになっても良い写真が撮れると思います」

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NORTHERN(2002年、スイッチパブリッシング)は北国の風景をモノクロとカラーで写し出した写真集。「NORTHERN」は、1994年の父親の死をきっかけに、故郷の北海道を集中的に撮影した写真群で、92年と94年のロバート・フランクとの旅の写真も含まれている。中には、トイカメラで撮った写真も。
「1ドルくらいの玩具カメラで撮った写真のほうが、高性能なカメラで撮った写真よりずっとインパクトが出て良くなることがある」(操上さん)。

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熱心にメモをとる参加者のみなさん。

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そして、ご飯。
ドイツソーセージのトルティーヤ巻き。トークが始まる前の木場らを満たす一品。

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トークの間にも、キッチンでは着々とおいしそうなものが出来ていきます。

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鮪の立田揚げが揚がりました。

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お献立。
めぐちゃんのおいしそうな字です。

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赤ミニ大根とみじかいきゅうり、セロリの手前味噌ディップ。

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鮪の立田揚げと北海道アスパラのバターソース。

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大山鶏のハーブ焼きと新じゃがのオーブン焼き。

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蒸し茄子の生姜醤油ととまと。

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天然山菜寿司。わらび、山うど、ふき、筍、いり玉子。

操上和美さん、ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

写真/CAMEL 中森真

本日5月20日(火)5時から予約で一杯です。

本日5月20日(火曜日)、ありがたいことに5時からの夜の部、予約で一杯です。
今日、来ようと思っていた方、ごめんなさい!
またのおこしをお待ちしています。
なお、ご来店の前にご予約いただくと、来ていただいてから一杯でお断りすることがありません。
是非、予約!、よろしくお願いいたしまーーす。