石原悦郎×飯沢耕太郎「1985-2014 写真の〈現場〉から」

石原悦郎×飯沢耕太郎
「1985-2014 写真の〈現場〉から」
『1985/写真がアートになったとき』(粟生田弓/小林杏編著、青弓社)刊行記念

『1985/写真がアートになったとき』でとりあげた、日本初の写真美術館=つくば写真美術館が開館した1985年以降、写真は大きな変化にさらされてきました。事実を記録する機械として、人々のコミュニケーションをつなぐメディアとして、視覚的に訴えかける情報として、そして作家がファインダー越しに対象を見つめシャッターを押すことで生まれる作品として——。
「つくば写真美術館」創設者であるツァイト・フォトのオーナー石原悦郎氏と、当時のキュレーターチーム最年少のメンバーとして活動した写真評論家の飯沢耕太郎氏。常に写真の現場と関わり続けてきたお二人それぞれから見た、1985年から現在までの日本の写真の動向を振り返り、写真の現場とこれからに迫ります。

登壇者略歴

石原悦郎(いしはら・えつろう)
1978年に東京、日本橋室町に、日本で最初のコマーシャル・フォト・ギャラリーであるZEIT-FOTO SALONを創設。フランス、アメリカをはじめとする国外の作家の紹介や、日本人作家の発掘に尽力し、日本にオリジナル・プリントという考え方を広める。1985年に国内初となる写真美術館「つくば写真美術館」を設立。ブレッソンやブラッサイ、マン・レイ他400点以上の作品を展示した。また、絵画やワイマール期のSPレコードの収集家でもある。

飯沢耕太郎(いいざわ・こうたろう)
写真評論家。1980年代から雑誌媒体を中心に写真評論活動を開始。博士論文をもとにした『「芸術写真」とその時代』(筑摩書房、1986年)を皮切りに、著書も精力的に刊行。その数は単著だけで40を超える。写真雑誌「デジャ=ヴュ」(フォトプラネット)の編集や公募展の立案・審査、展覧会のディレクションやワークショップの運営、大学や専門学校での講師なども手がけ、近年はきのこ文学研究や翻訳の仕事でも知られる。

日時
10月25日(土)
15:00〜17:00

料金
3000円(三年番茶とおやつ付き)

場所
めぐたま
150-0011 東京都渋谷区東3−2−7−1F
恵比寿駅 徒歩7分
https://megutama.com/

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